お米のお兄さんプロジェクト ~「米! 食わずにはいられない!!」~
僕も鹿教湯温泉に引っ越してきて、およそ1年が経とうとしています。
思えばすっかり信州色に染まってしまったなぁ、と感慨深くなる反面、まだまだ勉強不足な部分があると日々反省する事もあります。
落ち込んだりもするけど私は(以下略)
さて、そんな風に鹿教湯温泉。
いわゆるひとつの田舎と呼ばれる場所なんですが、皆さんにとって田舎ってどんな場所ですか?
スーパーまで車20分。
360度の山。
優しいおじいちゃんおばあちゃん。
テレビもねえ。
ラジオもねえ。
車もそれほど走ってねえ。
バスは1日1度来る。
など、人によって様々な田舎感があると思います。
まあ、さすがに吉幾三さんの田舎みたいな場所はもう日本にはないと思うけど。
ではそんな失礼なことを宣う、僕の田舎感はいったいなんだと思いますか?
えっ? 興味ない?
知ってる。
はい。
僕の「ああ、田舎に来たなぁ~」と思う感覚はいたってシンプルです。
多分、共感していただける方も多いのではないのでしょうか?
食らえ! 半径1キロメートル米俵スプラッシュをーッ!!
(※1)
・・・・・・。
いや、一度言ってみたかっただけです。今から真面目にやります。
さて、画像でも分かるとおり田舎における田畑の占める割合は多いと思います。
なにせ「田」の「舎」なわけですから。
実際、上田駅から鹿教湯温泉までの国道は側面はほとんど田んぼ。
山を登れば田んぼ。
高台から見下ろせば田んぼ。
犬も歩けば田んぼに当たる。
パンでも食おうものなら、魔女狩りにでもあうのではないかという不安に駆られるほどの田んぼ率。
さすが、長野県。米の国。
そんな、1年間も米に囲まれた生活をしているくせに、今まで稲作体験をしてこなかったことに今更気づいてしまいました。
ああ、長野県民に染まるならば一度はやっておかないといけないよなぁ。
車の免許と親知らずの除去と米作りは、大人になる前にやっとけって、
田舎のばっちゃが言ってたような気がしないでもない。
てなわけで。
~鹿教湯温泉 お米のお兄さんプロジェクト~
我が鹿教湯温泉にも、こういった体験イベントがあるんです。
もちろん一般参加者も受け付けております。
そしてこの僕も、つい先日の日曜日に、人生で初めての田植え作業を行いました。
晴天にも恵まれ、気温も涼しく快適な環境がそろっており、非常にテンポよく作業が進みます。
本来なら機械でやってしまう田植え作業を、手植えで行うということで、足をドロドロにしながらの作業です。
中途半端なサイズの長靴だと、足を引こうとすると足だけ抜けて長靴が泥の中に残ってしまったり、最悪そのままバランスをくずして田んぼにトペ・スイシーダ(※2)なんてことも。
そのためちゃんとした長靴がなければ、足は素足のほうが効率が良いんです。
しかし、ずっと中腰姿勢なわけですから結構つらい。
昔の人は、こんな苦労しながら年貢を納めてたんだなぁ、と考えると現代に生きれる幸せを感じずにはいられないです……。
結果この何もない田んぼに、
美しい緑の苗が!
今から収穫が楽しみで仕方ない!!
お米のお兄さんプロジェクトでは、
・田植え (田植え|お米のお兄さんプロジェクト|信州 鹿教湯温泉 湯治バカンス)
・稲刈り (稲刈り|お米のお兄さんプロジェクト|信州 鹿教湯温泉 湯治バカンス)
と、体験イベントを用意しております。
他の稲作体験イベントと比べて、鹿教湯温泉には温泉があるため、
作業の疲れも汚れもすぐに落とす事ができますし、宿泊も楽です。
今後田舎暮らしを考えている方でも、ちょっと田舎に触れてみたいと言う方でも、気軽に参加できますのでぜひともご参加くださいね。
大体作業は半日で終わり、午後は参加者同士でカレーライスをいただきます。
散々稲作作業した後ですから、お米のありがたみが違います。
お百姓さんが八十八日かけて作る(※3)といわれるだけはある……。
一粒一粒、噛み締めて食べましょう!!
それではいただきます!!
うん! カレー味!!
(※1)漫画ジョジョの奇妙な冒険に出てくる花京院というキャラのセリフのパロディ。お洒落な髪型と登場のインパクトが魅力的なキャラである。
(※2)プロレスの跳び技。凄くかっこいいが凄く危ない。
(※3)米という字を分解すると八十八になることからそう言われる。その為八十八歳の誕生日は米寿と呼ばれる。コナンの映画で知った人は多いはず。
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