はてなブログ 今週のお題「行ってみたい場所」 ~違う、そうじゃない~
今週のお題「行ってみたい場所」
最近はイベント事もありませんし、急ぎの仕事もないので、
たまには、はてなブログの企画に乗っからせてもらいましょう。
で。お題は行ってみたい場所、ですか。
うーん。質問の内容を詳しく見ると、「気になっている国」だとか「死ぬまでに行きたい」とか、「ファンタジー世界」とかもありみたい。
ファンタジー世界というとナルニア国物語とか指輪物語を思い出しますね。
最近ならラノベっぽいとも言うのかな? 僕もちょっと行きたいかも。
でも、流石にこのブログでファンタジー世界への羨望を語るのはお門違いでしょう。
なにせここは長野県の上田市。
その山の中にある小さな温泉街、丸子・鹿教湯温泉の観光案内ブログなのですから!
ですのでファンタジー世界に行きたい! って方は「ファンタジー世界の観光案内」っていうブログを探してもらえたらいいと思います。(あるかは知らんけど)
とはいっても、現実の世界にもファンタジーぽい景色ってありますよね。
「京都の伏見稲荷」は和製ファンタジーゲームのラスボスとかいそうですし、
「兵庫県の竹田城」は写真だけ見ると、ラピュタそのまんまです。
他には、北海道の白金青い池とか、栃木の大谷資料館なんかもファンタジーっぽくていいですねぇ。
実際、そういった映画を撮る人や、小説を書く人はこういった場所を少なからず参考にしているのではないでしょうか?
世の中って、小説みたいにはいかないよねー、と思っている方には、一度行ってもらいたい景色ですね。
上で紹介したのは、日本国内の観光地だけですし海外よりはハードルが低いと思いますし。
さて、ちょっと話をもどして肝心の僕が行きたいと思う場所はどこなのか?
こう質問されると悩みます。
あれだけ上で熱弁を振るっていたわりに、「行きたい」と思える場所ってのがあんまり思いつかない。
僕は結構旅行好きなほうだと思うのですが(といっても貧乏旅行ですが)、行く場所はきのみきのまま、思いついたところにふらふらと歩いて行くような風来坊の旅が好きなので、ここを「見たい!」「楽しみたい!」「味わいたい!」という欲求は即物的なものになっちゃうんです。
例えばこの文章を書いているときなんかは、「仕事サボって映画館行きてぇ」とか考えています。
子供に「今どこに行きたいですか?」と質問して「トイレ!」と答えるが如く、
その時の欲求や不満が僕の行きたい場所を決めるので、こう「バシッ」と答えれる場所はないんですね。
そうだなぁ、行きたいとこ……行きたいとこ……。
「ミクロの決死圏のおっさんの体の中」とかかなぁ。(※1)
おっと、そういえばこのブログがなんのブログか忘れるところでした!
……多分。
僕の旅に対する価値観ははともかくとして、丸子・鹿教湯温泉にそういう「一度は行ってみたい場所」ってのがあるんだろうか?
上の絶景は、そりゃ国宝とかユネスコとかに選ばれたりするような場所だから比較対象にならないとして、
周りは山。
広がる田畑。
過ぎ去る松本ナンバー。
「一度は行ってみたい」っていうよりも
「あれ? ここ一度来たっけ? 似たような景色ばっかりだから」
ていう既視感(デジャヴ)のほうが強いんじゃないかな……。
いや、そんなことはない!(反語)
鹿教湯温泉にだって、まるでファンタジーみたいなイベントがあるじゃないか!!
写真を見て下さい。
画面中央で何やら怪しげに灯ろうに火を灯す奇っ怪なみどり色の熊。しかも頭にはりんごの被り物……。
まさにファンタジー世界のモンスター……。(※2)
って、違うそうじゃない。
(※3)
鹿教湯温泉の冬のビックイベント。
「氷灯ろう 夢祈願」です!
もうこのブログでは何回紹介してきたかしれませんし、季節違いでもありますが、
このようなお題を頂いたからには紹介しないわけにもいかないのです。
12月の末頃から鹿教湯温泉で開催され、文殊度に続く湯端通り~五台橋、そして文殊堂の階段を氷の筒状の灯ろうでライトアップするお祭りです。
1月の末まで続きますので、その期間中に来ていただければ楽しめるという気軽さもおすすめポイント。
厳粛なお寺の参拝道が、幻想的な氷の灯ろうで彩られる。
その灯ろうに夢を馳せながら火を灯せば、あなたもお祭りの参加者に。
年末年始は宿もすぐに一杯になってしまうので、この時期ぐらいから予約しておくのもありかもしれません。
あと、この氷灯ろうしか紹介してないからって、他に鹿教湯、丸子に魅力的な場所がないと言うわけではありません。
ただ、この時期から紹介して妥当なもの、代表して紹介できるものを考えたらこうなってしまったわけなんです。
以前、芸術の秋について紹介した時に書きましたが、芸術に何を求めるのかは人それぞれ。何がオススメなのかは、結局は個人の価値観になってしまうわけですから。
ですので、言い訳がましく聞こえるかもしれませんが、僕はこの氷灯ろうを推すわけです。
だって、ゲームのBOSSがいそうな風景でしょ。
(※1)ミクロの決死圏
脳に障害を起してしまったおっさんのため、ミクロサイズまで小さくなって体の中に入り、その障害を取り除くという、今考えるとぶっ飛びまくった設定の作品。
だけど不思議と説得力もあり、「アルマゲドン」や「ザ・コア」などの映画の先進とも言える映画なのでオススメ。映像もそんなに古臭くないよ。
(※2)写真のモンスター
長野県の正統派ゆるきゃらであるアルクマくん(ちゃん?)です。
長野のゆるキャラのくせに寒がりだったり(まあ熊だし)、
苦手なものが海の幸だったり(まあ熊だし)、
やたら被り物のバリエーションのある二足歩行する怪しい熊さんですが、
可愛いから許す。
(※3)鈴木 雅之
よく似ていますが、ウェズリー・スナイプスではありません。
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