まるほログ

映画やボドゲや地域情報などを気ままに。上田市鹿教湯温泉に住む元地域おこし協力隊のブログです。

鹿教湯にあるものパート1。

丸子、鹿教湯は「国民保養温泉地」に認定されている、リハビリのメッカと言われています。

そのため観光名所も、やはり健康的な、目に良いものになっています。

 

文殊

鹿教湯温泉を見守るように、ひっそりと、しかし中々立派なお寺が構えてあります。

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このお堂、『文殊堂』といいまして長野の県宝に指定されている由緒正しきものです。江戸の中期頃に建てられ、彫刻や天井絵などに当時の流行が見えます。

 

境内に入るまでの階段は非常に厳粛なもの。

二本の高い木が、門のようにそびえております。

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光の加減か、プロジェクトXのOPみたいですね。(写真の人物は兄です)

 

併せて、文殊堂には『温泉薬師堂』という、静かなお堂があります。

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屋根が、シシガミ様が通った後みたいになってますね。

中には2体の金剛力士像が並び、如来像が鎮座しています。

自然に溶け込んだ感じが、やさしい雰囲気を思わせます。


五台橋

温泉街から文殊堂に向かうためには、川を挟むため、橋を渡らなくてはなりません。

それらは合計で3本あり、中でも目を引くのが五台橋という屋根がついた橋です。

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もうちょっと全体が写った写真があればよかったのですが……。

屋根がついた橋というのは日本では珍しいらしいです。

木製の橋の先には文殊堂境内への階段があり、山への入り口と言えます。

この五台橋がメインとなり、秋には紅葉、冬には氷灯篭という幻想的な姿を見ることができます。

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(写真は鹿教湯、公式HPより)

このお祭りには、毎年多くのお客さんがいらっしゃるそうです。

氷の中で燃えるろうそくが良い雰囲気を作ります。

僕は今年の7月づけの勤務なんで、今から楽しみです。

 

季節によって色を変える場所。

興味を持っていただけましたら、ぜひ来てくださいね。

僕も居酒屋にたむろしていると思います。