読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

丸子ぽろり。(長野上田の観光さがし)

長野県上田市にある丸子地域の観光を調査、発掘していきます。地域おこし協力隊のお仕事です。(ときどき趣味の話も)

鹿教湯に住むってこと その2

f:id:marukochikiokoshi:20160902150008j:plain

9月になって入れ替わるように急に冷えてきました。

夜は完全に秋ですね。

こたつ用の布団やら、ストーブなど早めに購入する目途をたてた方がいいかもしれません。

 

25の男、田舎へ(だれが)

前回の予告通り「だれが」、つまり僕の説明をさせていただきます。

ただの自己紹介とも言えますので、興味がなければ読み飛ばしてください。

 

さて、再確認としまして、僕は全国各地で募集されている、

地域おこし協力隊」であり、「上田市の丸子地区を担当しています。

住んでいる場所が、丸子の端っこ「鹿教湯温泉」。

着任したのは、今年の7月1日からの新米です。

 

前回の記事を読んでいただいた方は、ご承知いただいているとは思いますが、

丸子、とくに鹿教湯は田舎です。

少なくとも、大阪の会社に電車10分で行ける環境に住んでいた僕にとっては、完全に未開の地。

 

そんなもんだから、鹿教湯の皆さんからは、

 

「何で来たの?」

 

うーん。

文字だけだと愕然とする言葉ですね。

この言葉を聞かされるたび、

自分がなぜ上田市を選んだか、そもそもなぜ地域おこし協力隊に参加したのか、

深く考え振り返ることができます。

 

なぜ上田市か?

 

僕は地域おこし協力隊に就職する際、募集しているほぼ全国の地区を調べました。

中には実際に行ってみて確認したものもあります。

そしていくつか候補を絞っていきました。

 

・歴史的シンボルがある。

・そこまで交通の便が悪くない。

・すでに地域おこし協力隊が着任しており、業務内容がはっきりしている。

 

それでも、最後は3つ候補が残ったのですが、あとは完全に直感ですね。

上田市に決めました。

 

f:id:marukochikiokoshi:20160902144907j:plain

f:id:marukochikiokoshi:20160902144913j:plain

 

結果、人も気候にも恵まれた良い環境で働かせていただいております。

住んでみないと、内情は分からんもんです。

 

 

地域おこし協力隊

そもそもこの地域おこし協力隊ってなんやねん、って話ですよね。

実は国(総務省)の事業として勧められている、割とキチンとした職なんですよ。

非正規の公務員になると言えば簡単でしょうか。

 

f:id:marukochikiokoshi:20160902145218j:plain

 

仕事の内容は、その名が表すとおり。

人口が少なくなったり、高齢化が進んでいたりする地域で農業、観光、福祉、教育、伝統工業・行事などに協力し、発展と掘り下げを行う、

まさに「地域」を「興す」「協力隊」なわけです。

 

そんな立場にありますので、家賃やら車やらに補助(タダ)があり、

業務も自分だけのタイムスケジュールを持つことができる等、

かなり生活に寄った職と言えます。

おまけに任期は3年程度。

次を考えるには十分な時間かと思います。

 

もちろん活動内容、自由度は自治体によって異なりますが、

なかなか魅力的な職ではありませんか。

 

まあ実情は、とにかく一人でも多く地域に人材を増やしたい。

あわよくば成功してもらいたい、といったところかもしれません。

(ネットでも成功例、失敗例が同じくらい上がっています。

 中には、「騙されるな!」なんてのも)

 

25歳

僕は転職して、地域おこし協力隊の職につきました。

広告代理店営業。25歳。

社会的に新人としか言えない肩書きです。

正直僕も転職は早いと考えました。

 

ただ30歳までは後5年。

このまま広告代理店続けて、嫌々営業のスキルを磨いて中年になる。

忙しくてまともな休みも取れず金だけ稼ぐ生活。

楽しいもんなのかなぁ。

20代の間に、もっといろんな事やりたいよなぁ。

 

と考えていたところに、任期は3年で、時間の自由がきく職が降ってきたのです。

一人暮らしもしたことがない、車の運転もペーパーな僕にとっては、

すべてが逆転するセンセーショナルな出会いでした。

 

そして出会いとほぼ同時に転職活動に移り、上田に決めました。

たとえ3年たっても、まだ30まで2年あるわけですから。

 

大阪から長野へ

東京からのほうが「都会から田舎に移り、心の輝きを取り戻すサクセスストーリー」の題材として良いでしょうか?

まあ贅沢は言えませんし、そんなに心は荒んでませんし、

そもそも小説を書くわけでもない訳ですから、どうでもいいことです。

 

さて、やはり都会からの移動というと生活は一変しました。

車を使わなくちゃ碌な買い物もできない。

遊び場もない。

虫多い。

他に挙げれば、不便な点は数え切れませんが、僕にとってはあまり関係ないことでした。なにせ自分の生活を変えるために上田に来たのですから、

文句を言うわけにはいかないので。

 

それでも、最初のうちは何をそろえればいいのか? どこへ行けばいいのか?

車の運転の仕方? 水道、電気、ガス、保険。炊事、洗濯、部屋掃除とあれこれ問題が降ってきて戸惑いました。

田舎に暮らす不便というより、初めての一人暮らしの問題ですけどね。

 

そして、上田・鹿教湯に来てもっともよかった点は、

人が多すぎない、というところです。

町として静かすぎるのは問題ですが、住む場所でいうのならば、東京のようにそこまで町がうるさい必要はありません。

 

そして鹿教湯というくくりで見れば、範囲が狭いので、人を知る機会が増えるということが利点です。

この人を知るというのは、「知りあう」ということではなく「どんな人物なのか」ということを見極める事ができるということです。

 

都会でも仕事場などの狭いくくりであれば可能なことですが、

同じ町に住む人間同士、相手がどんな人物かを理解するのは、都会ではまず機会がないでしょう。

 

例えば、この文章を読んでいるあなたは、

家の隣四方すべての隣人を思いだせるでしょうか?

 

まあ、今の僕の家はアパートの角なので、簡単なんですけどね。

 

 

 

さて、結局自己紹介だけで終わってしまいました。

次回は、そんな僕が上田・鹿教湯で「どうしているか」。

何ができて、何をしてもらえるかの部分を書きたいと思います。

 

 

では、また!