ローカルなお祭りを見る 「鹿教湯 氷灯ろう夢祈願」
えらく更新が遅れてしまいました。
里帰りやら大掃除やら何かとイベントが詰まっていたというのが本音なのですが、
実はブログのネタを待っていたという裏事情もありました。
さて、北海道などの寒い地方では氷まつり・雪まつりといったイベントが盛りだくさんですね。
僕も寒いのは嫌ですが、そういった幻想的なビジュアルの制作物には心を奪われます。
きっと雪もめったに降らない地方で育ったので、ちょっとした憧れがあるんでしょう。
おかげで鹿教湯に移り住んでから、あらゆる面で寒さ対策は欠かせなくなりましたけどね。
さあ、風邪をひかないようにきっちりと防寒対策をして、鹿教湯を探索しましょう!
12月27日から、こんなイベントがあるんですから!!
氷灯ろう夢祈願 12月27日(火)~1月31日(火)まで
おおー。
お洒落なチラシだー。
さすがプロが作ったものは違う。
と、注目すべきはそこだけでなく、冬の寒さを最大限に利用した、氷と炎のイベント、
それが「氷灯ろう夢祈願」です。
小さな筒状に凍らせた氷に、ロウソクを立てて火をつけるんですね。
範囲は湯端通りから文殊堂周辺。
点火は毎度16時30分から、火は大体4~5時間もちますのでだいたい22時くらいまでやっているイメージですね。
普段と違う観光スポットの姿で、毎年観光客でにぎわいます。
といっても、ローカルな祭りなので「隠れ祭り」とも言えますが。
郷土の色がよくわかる、貴重なイベントです。
そして、この氷と一緒に絵馬を設置します。
「志望校合格!」「彼女欲しい!」「健康な一年を」「世界平和」「海賊王に俺はなる」
来年はいい年になりますように。
それぞれの夢が灯に照らされて並ぶ姿は、なかなかロマンチックですね。
さて、この氷灯ろう。
今回、僕も初めて参加させていただくことになりました。
27日に向けて、本日から氷の用意をしていきます。
せっかくですので、ちょっとだけ氷の作り方を教えちゃいましょう。
てっ、外めっちゃサブい!!
こんな中で氷作りすんの!?
まずは、こちらが冷凍庫。
この中で水を冷やし氷を作ります。
イベント期間中以外では電源を落とし、作成する器具などの物置きとして使っています。
筒状の氷を作るための型です。
この容器に水を入れて灯ろうを作るのですが、熱伝導をよくするため金属製なので、めちゃくちゃ冷たいです。
水入れ中。
一回の冷蔵で作成できるのは40個まで。
この水が凍るまで丸1日かかります。
最低でも灯ろうは200個作らないといけませんので、これから5日はこの作業を繰り返すわけですね。
冷気が通りやすいよう、木枠をうまく使い、風を集められるようにしています。
中途半端に凍ってしまうと、水の部分ができてしまったりするので、
こういった知恵が必要になってきます。
それでは最後に。
これはなんでしょう?
ヒントは「中に入れるのは温泉」です。
ピンポーン!
「分かった、作業で冷えた体をあっためるんですね!!」
「いえ、氷を型から抜くときにここで少しだけ溶かすんです」
・・・・・・。
知ってましたよ!!
ええ、知っていましたとも!!
いやだなー。見れば一瞬でわかりますよねー、当然じゃないですかー。
みなさん、きちんと氷を準備しております。
幻想的な冬を、ぜひ鹿教湯で過ごしませんか?
1日程度で更新しています。こちらもよければどうぞ。
marukochikiokoshi.hatenablog.com