「さらば紅葉の秋 アキレンジャーよ永遠に(来年まで)」
9月も終わりました。
本格的に外は寒くなり、山も少しずつではありますが赤やら黄色やらの色がポツポツと見えてきています。
そんな秋らしい気候に変わる中、10月1日に行われた「食・浴の秋まつり」は無事に晴天での開催を迎えることができました。
無事に松茸鍋のふるまいも進行し、大きな問題が出ることもなくイベントは終了しました。
参加者数ははっきりとした数字は分かりませんが、松茸鍋がほとんどなくなったところを見ると、かなりの大人数であることは間違いありません。なにせ、松茸鍋には別名があり、その名も「千人鍋」というのですから。
地元だけでなく、多くの観光客の方も参加いただけたようです。
さて。観光客と言えば、秋はやはり「行楽」のシーズンです。
いままで「食欲」「スポーツ」「読書」「芸術」と丸子・鹿教湯の魅力を紹介してきましたが、この行楽というのはこれらを全てひっくるめた考え方ができます。
例えば、「松茸が食べたいから、鹿教湯温泉のお祭りに行く」
「紅葉の中でサイクリングしにいこう」
「温泉旅館で次に書く小説のアイデア出しにでも行こうかしら?」
など、旅行というのは何かしらの「目的」があって、その観光地に行くこと、楽しむことなのですから、前回まで紹介させてたいただいた内容とおなじになってしまうわけです。
行楽とは旅行の中でも「山野に出て遊び楽しむ」ことを指しますが、鹿教湯温泉が山の中にある以上、来るだけで条件が満たされてしまうのですね。
じゃあもう紹介する必要ないじゃん。やったー。といきたいところなのですが、僕も仕事の一つとしてやらせてもらってるこのブログ。
いくら何でも先発5回表まではキチンと投げろと監督がうるさいので、しっかりと抑えて、この5回に渡って続いてきた秋特集を終わらせましょう。
行楽の秋 紅葉
やっぱり最後は秋の本番、「紅葉」をテーマにしていきましょう。
先程も書きましたが、丸子は山の中の町ですので基本的に紅葉はそこらじゅうに転がっています。
しかし、古都に咲く一本の桜を慈しむのと、近所の家に咲いている桜を眺めるのに大きな違いがあるように、紅葉もどこで楽しむかが重要なポイントでしょう。
そこでいくつか丸子周辺で紅葉を楽しめる、おすすめスポットを紹介します。
まあ、いくつかは既に当ブログで語っちゃってるんですけどね。
文殊堂・薬師堂 境内 ~ 五台橋
早速だよ! 何度目だよ! 見飽きたよ!
という方、ごめんなさい。
ここは鹿教湯の最も貴重な観光スポットで仕方ないんです。
もう、鹿教湯の観光スポットを一人で背負って立ってるんです。
周りの名だたる観光地に唯一立ち向かえる、鹿教湯にとってのヤン提督みたいなもんなんなんです。(※1)
でもだからこそ、平均より上レベルでの満足感は保証します。
大きなホームランはないですが、打率3割は約束された技巧派の4番ですね。
内村ダム 鹿鳴湖
実は僕はこの目でしっかりと見たことはないのですが、鹿教湯の奥の方にある内村ダムから望める鹿鳴湖という湖があります。
ダムの上から望めるので、遮るものがなく見晴らしは抜群!
おまけに紅葉の時期になると、確率ではありますが松本側の山に雪が振り積もることもあります。(松本側の方が標高が高く天気も荒れやすい)
上の写真のように完璧にキレイに撮れるかは分かりませんが、非常に幻想的な風景が見通せる可能性があります。
鹿教湯からなら軽いハイキングがてらいけますので、結構オススメです。
岩谷観音堂
写真では桜ですが、丸子地域の中央にある岩屋観音堂はその名の通り岩肌を背に造られたお堂です。桜の名所でありますので、境内自体には色づきが少ないのですが、紅葉が楽しめるのはその岩肌。
(秋一色!紅葉めぐり/上田市役所 より転載)
岩肌の無骨な白と、紅葉の極彩色。それらを背景にお堂がそびえる姿は、さながら戦国時代の城のようでもあります。
紅葉目的以外でも、是非訪れてほしい名スポットです。
番外編
第11回 上田城紅葉まつり
上田の中心地の話になりますが、上田城にて毎年紅葉まつりが開催されています。
各日程によってイベントがあり、ただの紅葉狩りにならないよう工夫されています。
上田市で最も簡単に、なおかつじっくりと紅葉を楽しめる機会ですので、鹿教湯温泉からの帰りや、電車から降りてバスを待つ間などに楽しんでいただけたらと思います。
他にも上田市には、紅葉を楽しめるスポットがいくつもあります。
しかし全部が全部紹介しているとキリがありませんし、鹿教湯からの距離が遠くなりますし、それに僕のボキャブラリーも尽きていきます。
そのため、今回は僕が良いと思ったところだけを簡潔に説明させていただきました。
もしも、上田に来る事がありましたら、上田市役所のサイトに紅葉巡りの良いプランが載っているのでそれを参考にしていただけるといいかもしれません。
(市役所HP 秋一色!紅葉めぐり/上田市役所 )
さて、これで無事に5大・秋の楽しみ方についての解説が終わりました。
紹介していて思いましたが、結構楽しむ場所が被ってますね。
まあ、それだけコンパクトに纏められているという捉え方もできますか。
秋の楽しみ方は千差万別でありますし、そもそも旅行をしない人だっているのだから、どれだけ参考になったか微妙なところではありますが、僕なりに楽しめる方法は一通り紹介できたと思います。
やはり行楽シーズンですし、できれば外で遊んでほしいという気持ちもあれば、家にこもって文系を貫くのも僕らしい気もします。
自分にとっての秋がなんなのか、いろいろ試してみてもいいんじゃないでしょうか。
(※1) ヤン提督
田中芳樹原作の銀河英雄伝説という小説(及びアニメ)に登場する、不敗の名将。
「知力」がカンストしており、敵の兵力が圧倒的でもほぼ一人で知略で拮抗、または勝利してしまうという冴えない中年。
物語の途中で退場してしまい、ファンによって現実世界で葬式が挙げられた。
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