新卒の子には読まないでほしい、僕なりの転職
僕が初めての転職を行ったのは25歳の社会人2年目の時だった。
入社2年目。世間で言えば早い。いや、根性なしと言われる、いわゆる『せめて3年働け教』の人達にとっての短い期間だ。
社会人にとって3年間の勤続というのは、もはや"まじない"掛かった約束事であり、転職する際には大抵の企業がこれを重視する。
募集覧に載っていなくても、面接で聞かれなくても、採用する側の心には、どこか3年間という古からの判断基準があるようだ。
そんなことを重々理解しながら、僕はわりと当然のように転職を決意した。
25歳の新年。
僕は年末の激務を忘れ、かなり久々の休みを取っていた。
そもそも新年なのだから当然休む権利はあるとは思うのだが、うちの会社の労働基準では異なるようだ。
正月、久しぶりに会ういとこの息子と遊んでいた時だった。
「今度の広告の看板いつ頃設置でしたかね?」
クライアントからの電話だった。
もちろん僕が休みであることは知っている。だって新年だからな。
というかあなたも休みでしょうが。なぜこんな不愉快な電話を半笑いでかけてくる?
僕の仕事は広告の代理店業であり、クライアントの人達はまるでそれが普通というかのように僕らを便利屋ーーいや奴隷だろうーー扱いをしていた。
とても笑顔ではいられない僕だったが、染み付いた奴隷根性で、知っている限りの質問に答え、後は会社で確認すると対応した。
ホントは年末に全部あんたと確認した内容だけどな!
「そうですか。ではまたよろしくお願いします」
「かしこまりました」
(馬鹿か?)
「また、よろしくお願いします」
(もう次はないよ)
僕は転職のプランをを新年早々、本気で練ることにした。
転職はする。それは決まっている。
2年目だろうが貴重な20代をこんな所で浪費する気はない。
例え反対されても、相手を蹴倒して逃げ去るぐらいの覚悟はある。
しかしそれだけの強い意志がありながら、どうも転職先を決められずにいた。
片っ端から転職サイトを見たわけじゃない。
ただ、自分が本当に働きたい事、興味、自分のスキル、本気になれるものを徹底的に考え直し、仕事をリサーチした。
『会社を辞めたいという』という逃げの理由で取り急ぎの転職をしてしまうと、おそらく次の会社でもどうせ同じことになると思ったからだ。
真面目なのか不真面目なのか。
結論として、僕は地域の活性化の仕事に目をつけた。
『誰も僕を知らない場所でもう一度やり直す』
そんな幻想めいた考えもあったが、ある程度自分で業務を決められる部分に興味を惹かれたからだ。
会社に内緒で転職活動を行うのはスリルがあって正直楽しかった。
面接が鹿児島だった時は、夜通しフェリーに乗って月曜の朝そのまま職場に行ったり、
全員が帰宅していく中、履歴書を出すタイミングを伺ったり、
皮肉なことに在職中は一切見せる機会のなかったプレゼン能力を、上司への転職の言い訳にめいいっぱい使うこととなった。
ただ、勘違いしてほしくないのはこれだけこの会社のことを否定してるのに、不思議と嫌っている人などはいなかったってことだ。
上司はとにかく人より会社に居座るタイプの人で、そのせいで僕も違法な長時間労働を強いられることになったわけだが、この人はとにかく仕事への気遣いをしてくれる人で、僕のミスもフォローをしてくれる。
1年目のときの上司も引き続き飲み会に誘ってくれたし、年の近い先輩とは昼休みから夕方まで喫茶店でダラダラするのが常だった。
転職するということはこの人達を裏切ることになるのだろうか?
そんな考えを払拭するためにも、やはり本当にやりたい仕事を盲目的に探したのだと思う。
結果、退職は切りの良い3月末ということで話は纏まり、僕の履歴書には「就職歴2年」という項目が増えることとなった。
ただ、ここだけの話。
僕は転職する旨を上司に打ち明けたとき、転職先が決まったという体で話していた。
実際に採用の通知が来るのは4月以降。
つまりハッタリである。
しかし、転職先が決まっているのと決まっていないのでは、説得力には大きな違いがある。なにせ相手としても引き止めることができないからだ。
まあ僕が引き止める価値に値する社員であったかどうかといえば、何とも言えない。
こんな負の努力が身を結んだのか、4月には無事に採用通知が届いてくれた。
全速力で駆け抜けたが、正月に辞めると決めてからわずか3ヶ月。
上司に辞めると報告したのは2月頃。
まるでローラーの付いた滑り台を駆け下りるように、スムーズに僕は転職したのだ。
25際。
いわゆる、若者。
就職歴2年。
いわゆる、バカ者。
ただし、やり直すには十分すぎる年齢だろう。
周りがどう思おうが、自分のやりたいことに嘘をつけるほど僕は器用じゃない。
この文章を新卒の方々が読まないことを強く願っている。
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妖怪だって観光したい!! ~肝試し~上田市丸子に住む怪異と伝説たち~
「あれは何年か前のとある夏の夜のことでしたねぇ。わたし、珍しく夜中まで残って仕事していたんです。職場では空調がきいていたんですけどね、外に出るとなんとなくジメッとする、熱帯夜ってやつなんですかねぇ。あれだったんです」
「一人で家までの出勤路を歩いてねぇ。わたしの仕事場は田舎の山の中ですから、夜に歩くと人影がまるで見当たらなくて、街頭がポツン、ポツンと道をユラ~っと灯してるだけなんです」
「暑いのに妙に背筋が寒くてねぇ、やだな~こわいな~って道をタッタッタッターっと小走りに家に向かって急いだんです。するとですね、小さなバス停が見えてきて、まあそのバス停が屋根のついた小さな小屋みたいなバス停でね、おい、待てよ、もしかしたら~、うー寒い、ここ物凄い寒い、女性がポツンと座っているんだよぉ」
「変だな変だな~こわいなこわいな~って横ぎるとですね。なんか後ろに気配を感じるんですよねぇ。でも靴音はしないし、やだな~おかしいな~って、パッと振り返って見るとですね。誰も居ないんですよ。考えすぎか、よかったなぁ~って。安心して元の方を振り返ると」
「目の前にスーッと先程の女性が」
「PITAPA落としましたよ、って」
(長谷川篤の適当に作ったどうでもいい話 より~ ※1)
さて、いかがだったでしょうか。
夏といえば暑い。暑い夜といえば背筋が凍るような怪談。
こわいなこわいな~って話を集めたくなるもんです。
まあ、ありがたいことに僕は霊感なんてありませんし、鹿教湯温泉やら丸子でそういった話で人が死んだとか呪い殺されたとか言う話は耳にしません。
まあ、誰かが作った都市伝説や田舎伝来の民話にあるような物は探せば結構でてきますけど。
僕は水木しげる先生のファンであり、所謂にわか妖怪マニアだったりするので、こういった話は結構興味深い。
例えば、長野県の民話を色々と見てみると、山、川、湖といった自然が豊富であるため、龍、蛇、鬼、自然の妖怪が多いとか、陸地版の浦島太郎の話があったりとか(ちなみに最後はおじいさんじゃなくて龍になります)、歴史的背景やその地方の文化、風習が妖怪を見ることで推測できたりします。
まあ妖怪っていうのは、大体が「河童がいるから水辺に近づくな」とか「農作業をサボると泥田坊※2が現れる」、「食事をとってすぐ寝ると牛になる」なんていう子供への戒めから生まれたものですからね。
もし長野県内の妖怪について知りたいのでしたら、下記のサイトなんかを参考にしていただければと思います。
さて、前段が長くなってしまいましたが、このブログは観光支援用のブログ。
妖怪妖怪と騒ぐのは少し筋が違うというもんでしょう。
なので今回は、丸子地域の『観光』資源に関連する伝説・怪異を2つご紹介させていただきます。
有名な話なので実はパンフレットに載ってたりするんだけどね。
鹿教湯温泉 文殊堂の龍
さて。
早速ですが、僕の住む鹿教湯温泉の一番の観光名所である文殊堂。
この文殊堂の天井には絵が描かれています。
この写真をよく見てください。
なんだか違和感がありませんか?
そうです。
龍の頭と胴体が離れていますよね。
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
心霊写真だぁ!!
と、まあ絵なんだしそういう反応は望めませんが、じゃあなぜ龍の頭と胴が離れているんだ?
「絵描きの凡ミス?」
「塗料が禿げた?」
「そこだけ板を張り替えたとか?」
むぅー、可能性がある分完全否定はしませんが、鹿教湯温泉ではこの「首なし龍」についてこんな伝説があります。
「文殊堂の天井に描かれた龍は、あまりに素晴らしい出来栄えでまるで生きているようなものでした。
そしてその龍に意思がやどり、夜になると実態となって文殊堂の下の川で水を飲みに降りてきたというのです。
何度も夜に水を飲みにやってきた龍は、とうとう刀で首を落とされ、天井の絵も首が落ちた姿になり、以降龍は動かなくなったとのこと」
いわゆる、素晴らしい作品や古い物には魂が宿るというお話ですね。
例えば『妖刀村正』※3とか、ちょっと経緯は違いますがちょうちんお化けや、唐傘お化けなどの『付喪神』※4なんかもそうです。
この話にはもう一つ説があり「刀で切り落とされたのではなく、勝手に動かないよう絵自体を首なしに描き変えた」との話もあります。
確かに写真を見ると胴体と顔の位置関係がちょっと変に見えますね。
とにかく、龍が動いて川に水を飲みに来るというくだりは同じのようです。
こういった知識を持って改めて観光名所をめぐると面白いもんですね!
霊泉寺温泉 丸子の鬼 柏木
鹿教湯温泉から車で10分ほど。
鹿教湯、大塩と合わせて、丸子温泉郷と呼ばれる霊泉寺温泉にまつわる話です。
実はこのお話、以前ブログでやってます。
多少妖怪に意識がある人ならば知っている、平維茂が紅葉という鬼女を討ち取るお話、
『紅葉狩り』※5というお話があります。
残念ながら(?)この紅葉狩りは戸隠の方のお話なのですが、この戦いの後に現れるのが、丸子の鬼『柏木』なのです。
言い伝えや調べる限りで、丸子以外はっきりとした場所は分からないのですが、
どうやらこの柏木はかなり手ごわかったようで、平維茂もかなりの手傷を負います。
その際、この霊泉寺温泉を見つけ体を癒やしたのだそうです。
ちなみに霊泉寺温泉の看板では、鹿教湯や霊泉寺の近くにある独鈷山という山に紅葉が住んでいたことになっており、柏木は登場していません。
諸説があるということですが、確かに霊泉寺温泉の湯ならば、体の傷を癒やす伝説ができてもおかしくはない素晴らしい泉質なので納得できますね。
霊泉寺という名前もぴったりです。
いかがでしたでしょうか?
一応、この2つが今のところ僕が知っている丸子の怪異が関わる伝説です。
結果2つとも観光地として愛され今に至るのですから、昔の妖怪退治した人々も退治された側も多少は報われてるのかもしれません。
他にも鹿教湯温泉の名前の由来などの伝説がありますが、ちょっと怪異とは違うんで今回は省略します。
他にも上田市やその周辺地域では、
龍の子太郎のモデルとなった「小泉小太郎 伝説」
陸の浦島太郎こと「甲賀三郎 伝説」
など、探せば色々出てきます。
他にももっと語りたいことは多いのですが、これ以上話すと長くなる上に観光とは関係ない話になってしまいますので。
もしも鹿教湯だけでなくどこか観光地に行くときは、
その土地の歴史・伝承などを、土地柄を知った上で推理してみるのもいいかもしれません。
そして車や電車でいろんな場所を巡ってみましょう!!
えっ?
なんで車や電車みたいな乗り物に乗るかって?
そりゃお兄さん。
あたしら霊には、「足」がありませんから。
おあとがよろしいようで(笑)
読んでも読まなくてもいい注釈
※1 『長谷川篤が適当に作ったどうでもいい話』 全108話。怖くはないが聞いたら死ねる。鹿教湯に住むUMAや、部屋に入ってきた蚊のせいで徹夜する話が聞ける。そしてもちろんこの話も適当に作ったどうでもいい話である。
※2 『泥田坊』 一つ目で指が三本。泥田から上半身だけだして「田を返せ~」と言ってくる。結構怖いビジュアルだけど、バイオハザードに出てくるクリーチャーっぽくて格好いい。
※3 『妖刀村正』 徳川家絶対殺すソード。『名将言行録』という本には打倒家康のため、真田幸村が持っていたとも。やたらゲームに登場する。ちなみに「村正」自体は戦国時代ではユニクロ並みに大量生産されている。
※4 『付喪神』 九十九(つくも)神とも。九十九年も長い歳月が経てば、物が魂を持って動き出す、多分昨今の擬人化ブームのA級戦犯。唐傘お化け、提灯お化けなど比較的かわいくそこそこインパクトのあるやつが多いので、妖怪の集合絵では高確率で背景にいる。
※5 『紅葉狩り』 絵のように椀に張った酒で鬼女の正体を映し、見事討ち取ったとされる話。一目見ると妖怪浮世絵に見えないほど美しく柔らかい印象の絵で、とってもいいんだけど、平維茂の知名度が低いため認知は低い悲しさ……。
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1年ですよ! さもありなん。 ~かけゆFes!! 8月19日(土)~
7月に入ったということで、僕もこの上田市に来て丸1年経ったということになります。
さすがに感慨深い……程でもないか。なんか時間が経つの早かったしなー。
まあ、このブログはいつも通りのふわっとした内容、ガバガバの理論武装、乗り切らないボケでやってきますので、相変わらずバカなことやってるなぁ~と、生暖かい目で見てやってください。
さて、そんなさほど記念にもならない労働記念日は置いておいて、本題に入りますが、
またまたチラシ作成させていただきました。
といっても今回は本チラシができるまでの、鹿教湯内限定で貼る仮チラシなんですけどね。
という訳でチラシの内容ですが、
かけゆFes!! 2017/8/19(土) 開催!!
と、前回の丸子内のイベントまとめにも入れておりましたかけゆFes!!が来月の19日に開催されます。
いつもは一週間前ぐらいに告知するのですが、今回はちょっと早めにチラシを出せましたので。
その代わりまだスケジュールや参加者等が確定していないので、こういう現段階で分かっている情報だけが載っています。
なんか、新築マンションのチラシっぽいやり方ですね。
さて、そんなかけゆFes。
以前にも紹介させていただいたので、知っている方は知っていると思いますが、このお祭りのウリはご参加いただけるミュージシャンの方々の演奏も然ることながら、
「山の真ん中で打ち上げる花火」です。
写真を見ていただければ分かりますが、周囲は山です。
緑です。木です。標高700メートルです。
山という天然の音響を利用した重低音!
観覧できる場所が、打ち上げ場所から近いこともあって山のド迫力と花火のド迫力!!
山に燃え移らないのか? いやこんな狭い所で打ち上げられるのか?
そういった部分も合わせて緊迫感がありますね。
まあ、やはりこれはあくまで僕個人の感想。
だからこそ! 一度実際に見て演奏と花火を楽しんでもらいたいと思います!
では!
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ああ、愛しの週休二日制 「上田市丸子地域のイベントまとめ」
またまた遅くなってすみません。
ただ今回はやむにやまれない事情がありまして。
普段僕は Google Chromeを使用してはてなブログを使っているんですが、急に下記の画面のように、ヘッダーのメニューバーが表示されなくなってしまったのです。
実はここのメニューバーは「記事を書く」「記事の管理」「ブログの変更」など、
はてなブログを書く上では必須の機能が揃っています。
つまり現在Google Chromeでは満足にブログが書けないわけで。
そのため、今 Internet Explorerでなんとか書いているわけです。
ホント、はてなさんなんとかしてください。
さて、まあなんとか Internet Explorerでは書くことができるようになったので、じゃあブログを書こう!
と、思ったのもつかの間。
考えたら最近書くことないじゃんってことに気づきました(笑)
いや、チラシの作成とか事務作業、風呂掃除とかやることはやっているのですが、地味だったり、完成してなかったり、現段階でお見せするものがないのです。
なので今回は僕や旅館が今と違って忙しくなる7月~8月。
その間に丸子内で開かれるイベント関係を、今のうちに宣伝も含めて、
まとめて紹介してみましょう。
(むしろこっちの方が重要か)
7月8日(土) 霊泉寺クリーンフェスタ
まず7月の初っ端に開かれるお祭りの一つが、霊泉寺温泉(鹿教湯から車で10~15分)の方でのお祭り。
考えてみれば去年僕が配属されて初めて参加したお祭りですね。
霊泉寺温泉では鹿教湯温泉と違い、川遊びをすることができます。(鹿教湯でもできなことはないけど)
そのため、お祭りの最中に子どもたちと川下りをするイベントなんかを開けるの大きな利点。やっぱり川は山の大きな魅力の一つですからね。
もちろん他にも、音楽やヒーローショー、出店も出たり大自然の中でお祭りを楽しむことができます。
8月5日(土) 丸子ドドンコ
丸子の中心街で行われる大規模なお祭りです。
みこしや太鼓、そして「丸子ドドンコ」という曲に合わせて大勢で踊るのが最大の見所です。以前当ブログでも軽く説明しましたね。
去年僕が初めてスタッフとして参加したお祭りでもあります。
熱気に包まれて、それぞれが好きなように遊びまわる様は見ていて気持ちが良いものです。
8月6日(日) 信州爆水RUN in 依田川
丸子ドドンコの次の日。早速パワフルな祭りが開催されます。
丸子の中心を流れる依田川を全力でダッシュ!!
その名も爆水RUN!!
距離などコースごとに分けられているので、運動できない人でも参加できる嬉しい仕様。
RUNと言いながら川では泳ぐのも流されるている人多し。
まさに河童の川流れ。
夏の暑い時期には嬉しいイベントですね。
しかし残念ながら参加締め切りは終わってしまっているようです。
ダメ元で電話してみるのも・・・・・・。
8月12日(土) 丸子 花市
丸子ドドンコから一週間後、全く同じ所で再びお祭りが開かれます。
その名も花市。
カラオケ大会やったり出店の数も多く、地域最大級のお祭りなのですが、
市のイベントスケジュールに載っていなかったり、公式サイトがなかったりと
意外に注目されていない地域のお祭。
しかし、それでも毎年大盛況を極めるということは、それだけ地域のお客さんが多いということ。こういったお祭りを楽しむのも、観光の醍醐味かもしれません。
ちなみに僕はくじ引きで遊戯王カードが当たりました。
8月19日 鹿教湯フェス
以前もご紹介しました、鹿教湯温泉夏の最大のお祭り。
音楽をメインに夜にはどでかい花火が打ち上がるという、ド派手なお祭りです。
詳しい内容は上のリンクを見ていただければわかります。
去年僕が、初司会をしたお祭りでもあります。
もちろんグダグダです。
その他にも丸子では多くのお祭りが開催されるのですが、
流石に細かいものまで拾ってしまうとブログに書ききれませんので。
よろしければ、丸子観光協会のイベントまとめを見ていただけると幸いです。
今年はこれらのイベントに、スタッフやらなんやらで参加するわけです。
ああ、愛しの週休二日制。
休日返上で今年の夏も乗り越えるとしましょう。
みなさんももし夏に丸子へ訪れるのでしたら、ぜひともこれらのお祭りに参加いただきたく思います。
では!!
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5おくえん
今週のお題「もしも魔法が使えたら」
「遅刻するから今日は休みになーれ」
「電車遅れてるから会社に隕石落ちろ」
「明日早起きしたいからさっさと寝かせて」
魔法使いたいなーと思ったことなんて、結局こういう現実逃避したい時だったりしますよね。なんと想像力の欠片もない。
まあ想像力以上に僕が魔法ってものにかなりドライな考え方を持っていて、そもそも魔法ってどこまでアリなんだろうかとも考えているからかもしれません。
ハリー・ポッターみたいに日常生活レベルで魔法が使えるのか、
アラジンのジニーみたいに何でもかんでも叶えられる万能魔法なのか、
のび太くんの「チンカラホイ」程度でスカートめくるのが精一杯なのか。
これらのように人によって魔法のレベルが違うわけですから。
僕は生きてる中で喧嘩らしい喧嘩をしたことはないですし、魔法を戦闘に使うという発想はあまり無く、「永遠の命」とか持て余す能力与えられたらいやです。
「時を止める能力」や「絶世の美女」とかも、昔から『笑うセールスマン』を見てきた僕には地雷にしか映らないし。
やはり何事も努力です。自分自身で得た力とは使い勝手がよく、分かりやすいものです。
なので僕がもしも魔法が使えたら願うことは、ささやかではありますが、
「5億円です」
Q.温泉のお土産の代名詞といえば? A.温泉魔獣!
またまた更新遅れてしまいまして、申し訳ございません!
横浜に出張に行ったり、そこで質の悪い夏風邪にかかってしまったり(今も絶賛鼻水中ですが)とPCの前に座る時間すらなかったのです。
みなさんも健康管理には気をつけてください。
幸いなことに鹿教湯温泉には大きな病院、『鹿教湯病院』がありますし、
手近な場所に調剤薬局もありますので非常に便利。
さすが健幸の里といううだけはありますね。
さて、今更感もありますが、鹿教湯温泉は温泉街であり観光地です。
皆さん観光地に来たらとりあえず何かお土産を探しますよね。
その地方の名産、地酒、オリジナル商品、剣に龍が巻かれた超カッケーキーホルダーなど、旅の思い出をお土産という形でもって帰りたいものでしょう。
まあしかし。
温泉街のお土産といえば誰もが一番最初に思いつく物がありますよね。
職場やバイト先への簡単なお土産に。
安価でどこに行ったかわかりやすく、さらに美味しくハズレのない、
温泉街の無難なお土産といえば!!
「そう、温泉魔獣ですよね!!」
「温泉饅頭な」
「モンスターハンターかよ」
「リュックの代わりに大剣背負った旅行者が溢れかえるぞ」
「名物 温泉魔獣の丸焼き!! 温泉魔獣そば!! 温泉魔獣まんじゅう」
「おい! 田舎のおばあちゃんから『温泉魔獣のパイ』が送られてきたぞ!!」
「私このパイ嫌いなのよね」
以上、グループLINEの会話。
ちょっと誤字しただけでこれだよ。
SNSって怖えーな。
まあアホなメンバーのアホな会話は無視して、温泉饅頭。
これはわりと的を射てるんじゃないかな~と自分でも思っています。
まあ、餡子嫌いです。和菓子嫌いです。という方にとっては違うでしょうけど。
さらに嬉しいことに、温泉街で一つの種類しかないのではなく、
お土産屋さんごとにそれぞれの温泉饅頭があるという、食べ比べられるありがたさ!!
自分好みの温泉饅頭を選んで、お土産に持って帰れるのでよりハズレのないお土産選びができるというものです。
もちろん全部買うのもOK!! 全部オススメ!!
インスタ映えもするしね!!
下の図を見ていただくとわかりますが、鹿教湯にはいくつかの土産屋さんがあります。
鹿教湯温泉 商店街 より
その中でオリジナルで温泉饅頭を販売しているのは、緑色の字で書かれた、
A 土産 清涼堂
B 土産 塩川
C 土産 おきな
の三店舗です。
詳しい内容は地図の下のURLから飛んでいただければ分かりますので、僕からは軽い説明を。
まずAの「土産 清涼堂」さん。
創業大正八年(1919年)という老舗の中の老舗。
つまり、あと2年で 創業100週年 ですか!!
これはすごい!!
こちらはとなりで喫茶店も営業しており、温泉饅頭以外にはお店で作った「おやき」などの食品も販売しており、昔ながらの味を楽しむことができます。
饅頭の味は黒糖が練り込まれた皮に、真っ黒な餡子がしっかりと入っていて、質感のある甘さを感じることができます。
続きまして
Bの「土産 塩川」さん
写真にも書いてありますが、ここの温泉饅頭は
こしあんの「そばまんじゅう」とつぶあんの「鹿教湯まんじゅう」の2つに分かれています。
そばまんじゅうなんて、長野らしいですね~。
2つ入ったパッケージもあるのでお土産にはちょうどいいかもしれません。
味はそばまんじゅう、鹿教湯まんじゅう共に甘さは少々控えめ(他店と比べて)。
店内には他にも餡子を使った菓子が並んでいるので、旅館に持って帰ってお茶と一緒に、なんてのも乙かもしれません。
最後に、Cの「土産 おきな」さん
翁まんじゅうと店名が入っていて分かりやすいですね。
他にも「かけ爺」パッケージなどもあったりします。
こちらも黒糖の品のある甘みが非常によく、餡子もあまりむつこい(しつこい)感じではなくさっぱりとした口溶けの良いもの。
つい去年の話ですが、このお店にも喫茶店が併設され、綺麗な店内にはかなり本格的なコーヒーの焙煎機材が並んでおり、マスターが入れるオリジナルブレンドはどれも個性があって非常に美味しい。
そしてこのコーヒーと、ここの餡子が非常によく合う!!
一緒に温泉饅頭で使われている餡子菓子をいただけるので、ここで味を確かめるのもオススメです。
といっても、とてもじゃないですがまだまだ説明不足。
味を文章で伝えるのって本当に難しいですからね。まあ、言い訳ですが。
ともかく、やはり食というのはなんでも体験してみるのが一番!!
もちろん、温泉饅頭以外にもお土産品は多数ございます。
皆様も鹿教湯温泉にお越しの際は、
名物、温泉饅頭をお土産に買って帰るのはいかがでしょうか!
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お米のお兄さんプロジェクト ~「米! 食わずにはいられない!!」~
僕も鹿教湯温泉に引っ越してきて、およそ1年が経とうとしています。
思えばすっかり信州色に染まってしまったなぁ、と感慨深くなる反面、まだまだ勉強不足な部分があると日々反省する事もあります。
落ち込んだりもするけど私は(以下略)
さて、そんな風に鹿教湯温泉。
いわゆるひとつの田舎と呼ばれる場所なんですが、皆さんにとって田舎ってどんな場所ですか?
スーパーまで車20分。
360度の山。
優しいおじいちゃんおばあちゃん。
テレビもねえ。
ラジオもねえ。
車もそれほど走ってねえ。
バスは1日1度来る。
など、人によって様々な田舎感があると思います。
まあ、さすがに吉幾三さんの田舎みたいな場所はもう日本にはないと思うけど。
ではそんな失礼なことを宣う、僕の田舎感はいったいなんだと思いますか?
えっ? 興味ない?
知ってる。
はい。
僕の「ああ、田舎に来たなぁ~」と思う感覚はいたってシンプルです。
多分、共感していただける方も多いのではないのでしょうか?
食らえ! 半径1キロメートル米俵スプラッシュをーッ!!
(※1)
・・・・・・。
いや、一度言ってみたかっただけです。今から真面目にやります。
さて、画像でも分かるとおり田舎における田畑の占める割合は多いと思います。
なにせ「田」の「舎」なわけですから。
実際、上田駅から鹿教湯温泉までの国道は側面はほとんど田んぼ。
山を登れば田んぼ。
高台から見下ろせば田んぼ。
犬も歩けば田んぼに当たる。
パンでも食おうものなら、魔女狩りにでもあうのではないかという不安に駆られるほどの田んぼ率。
さすが、長野県。米の国。
そんな、1年間も米に囲まれた生活をしているくせに、今まで稲作体験をしてこなかったことに今更気づいてしまいました。
ああ、長野県民に染まるならば一度はやっておかないといけないよなぁ。
車の免許と親知らずの除去と米作りは、大人になる前にやっとけって、
田舎のばっちゃが言ってたような気がしないでもない。
てなわけで。
~鹿教湯温泉 お米のお兄さんプロジェクト~
我が鹿教湯温泉にも、こういった体験イベントがあるんです。
もちろん一般参加者も受け付けております。
そしてこの僕も、つい先日の日曜日に、人生で初めての田植え作業を行いました。
晴天にも恵まれ、気温も涼しく快適な環境がそろっており、非常にテンポよく作業が進みます。
本来なら機械でやってしまう田植え作業を、手植えで行うということで、足をドロドロにしながらの作業です。
中途半端なサイズの長靴だと、足を引こうとすると足だけ抜けて長靴が泥の中に残ってしまったり、最悪そのままバランスをくずして田んぼにトペ・スイシーダ(※2)なんてことも。
そのためちゃんとした長靴がなければ、足は素足のほうが効率が良いんです。
しかし、ずっと中腰姿勢なわけですから結構つらい。
昔の人は、こんな苦労しながら年貢を納めてたんだなぁ、と考えると現代に生きれる幸せを感じずにはいられないです……。
結果この何もない田んぼに、
美しい緑の苗が!
今から収穫が楽しみで仕方ない!!
お米のお兄さんプロジェクトでは、
・田植え (田植え|お米のお兄さんプロジェクト|信州 鹿教湯温泉 湯治バカンス)
・稲刈り (稲刈り|お米のお兄さんプロジェクト|信州 鹿教湯温泉 湯治バカンス)
と、体験イベントを用意しております。
他の稲作体験イベントと比べて、鹿教湯温泉には温泉があるため、
作業の疲れも汚れもすぐに落とす事ができますし、宿泊も楽です。
今後田舎暮らしを考えている方でも、ちょっと田舎に触れてみたいと言う方でも、気軽に参加できますのでぜひともご参加くださいね。
大体作業は半日で終わり、午後は参加者同士でカレーライスをいただきます。
散々稲作作業した後ですから、お米のありがたみが違います。
お百姓さんが八十八日かけて作る(※3)といわれるだけはある……。
一粒一粒、噛み締めて食べましょう!!
それではいただきます!!
うん! カレー味!!
(※1)漫画ジョジョの奇妙な冒険に出てくる花京院というキャラのセリフのパロディ。お洒落な髪型と登場のインパクトが魅力的なキャラである。
(※2)プロレスの跳び技。凄くかっこいいが凄く危ない。
(※3)米という字を分解すると八十八になることからそう言われる。その為八十八歳の誕生日は米寿と呼ばれる。コナンの映画で知った人は多いはず。
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6月1日(木) メタルギア鹿教湯
スネーク「待たせたな!!」
キェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!
蛇だぁ!!
と、叫び声をあげるほど驚く事はありませんが、やっぱ急に出てくるとびっくりします。雨上がりの山ではよくあること。
大抵少しでも近づけばにょろにょろと逃げていきます。
僕の友人で爬虫類好きの子がいるけど、まあ分からん事もないし、
半分、不気味な気もする。
そんな感じ。
今日も僕はカレー食う。
今週のお題「私の沼」
と、いままでこのブログを読んでいただいていた方には、何だいきなり! という話です。これ、はてなブログが毎週出してくるお題らしいんですよね。
このブログは上田市の丸子・鹿教湯温泉の観光について考えるブログなわけですが、そう毎度イベントごとがあるわけでもないし、たまにはこういう企画ものにも乗っかろうかと思ったわけです。
てなわけで、お題「私の沼」。
やり始めたら抜け出せない、ハマッてハマッて限度がわからない、仕事、趣味、ジンクス、癖。皆さんいろいろある(またはあった)と思います。
例えば、
パチンコ
ギャンブル筆頭各。まさに沼の代名詞。
当たれば際限なく、引き際が分からず、とにかく熱くなる大人の貯金箱。
そして挑むは錬金術師達。
ネットサーフィン
やる事なけりゃ、とりあえず動画サイト。
時間が自由なだけあって、つい1時間……3時間……翌朝。
僕も時々、一人BUMP OF CHICKEN祭りをやったりします。
かっぱえびせん
やめられないとまらない
と、有名なものを挙げてみました。
ずぶずぶ沈んで、分かっちゃいるけどやめられない。
(アイルビーバックできるくらいの余裕は残しましょう)
さて。
地域おこし協力隊の僕にとっての沼。
多分、去年この地域に配属されてからずっと続けていること。
やめられないこと。
てか、やめようがないこと。
料理! 作らずにはいられない!!
野菜が多すぎるのが悪いんや……。
この鹿教湯温泉にきて、一番ありがたいことは野菜がとにかく豊富で、買うのはもちろん大量におすそ分けしていただける事。
「もしかして僕を太らせてお食べになるおつもりですか?」って量。
ありがとうございます!
ありがとうございます!
薄給なんで、本当に命の恩人です!!
とは言うものの、やはり一人で処理するにはちょっと不可能なレベル。
ドイツばりのジャガイモの多さ。(芽は出放題)
それによる圧倒的カレーの回数。(野菜カレーは基本)
そして知らない食材の実験的料理。(タラの芽わらびチーズ丼とかいうダークマター)
あるものはとにかく食べきる貧乏精神!(そして増える体重)
よく自炊してるなんてすごいね! って言われるんですが、
いや、自炊はできても旨いかどうかは別だからね。
さらに言うと、
料理くらいしかやる事ないからね!
まあ、やはり食費を抑えられる事が一番の利点。
とか言いつつ、道の駅「あさつゆ」に並んでいる訳分からん食材を見つけては、とりあえず籠に放り込む。
家でお酒は飲まないが、調理用の日本酒が月1ペースでなくなる。
クックパッドは最初だけ見て、あとは行き当たりばったりという名のオリジナル。
そして増える芋。芋。芋。
栄養バランスなんて知った事かー!!
今日も僕はカレー食う。
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3才が散々山菜買って散財
春だし、せっかくだからあさつゆ(直売所)でも見て回るか~。
野菜の値段も変わってるだろ~。
並んでいる野菜のクセが凄い!!
・・・・・・。
千鳥さんありがとう。おかげで茶番のノルマ達成できました。
さて実際眺めてみると、やはりこの時期は山菜をはじめとした野菜が豊富です。
山菜そば、おひたし、天ぷらなど。
まさに山の「旬の味」を感じられるので僕は山菜料理が大好きです!
さっそくわらびを調理してみましょう!!
まずわらびを・・・・・・。
洗って!!
そして洗ったわらびを・・・・・・。
切って!!
切ったわらびを・・・・・・。
・・・。
切ったわらびを・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。
グーグル先生ぇ~~~!!
さて無事に料理方法が分かりました。
茹でて渋を抜くんですね~~。
初めてだから分からんわ、こりゃ。
と、こんな風に調べながら調理したわけですが、
実際山菜って、「料理」は知ってても「調理」は分からないって方は多いと思います。
先ほどの写真のように商品が並んでいても、「珍しい」とは思っても、それを今晩のおかずにしようと考える人ってどれくらいいるんでしょうか?
食べるという行為の前に、調理法が分からないというハードルがあるのではないでしょうか?
こういう方のため、もし可能であるならば、
食品の近くに「下処理」「保存方法」「調理法」を記載したガイドブック的なもの、または簡単なメモみたいなものがあればなぁと思ったりします。
そうするだけで料理のイメージってすごく膨らむと思うんですよね。
と、こんな話をでかでかとしていたら、お前が作れなんて言われそうなのでやめておきましょう。
しかし、春になり多くの魅力的な食材が並ぶこの季節。
料理という部分だけでも、いろいろと挑戦してみたくなるものです。
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