まるほログ

映画やボドゲや地域情報などを気ままに。上田市鹿教湯温泉に住む元地域おこし協力隊のブログです。

地に咲く太陽 独鈷山ひまわり畑と鹿教湯ガイドマップ

 

夏が終わり、稀に見る大台風の影響で、ぐっと秋の空気になりました。

 

夜には半袖では少し冷たい風が吹き、今まで煩わしかった虫たちもすっかりどこかへいなくなってしまします。

 

あれだけ毎日活発に動き回っていた子どもたちも昼間は学校。

 

夏休みの旅やお祭りの思い出は、少しずつアルバムにしまわれて、また見返すときまでひっそりと眠り続けるのでしょう。

 

 

大人になっても、夏の終わりはノスタルジックな気持ちになるもの。

 

人は誰でも故郷をもっています。

 

特に関西を離れて、鹿教湯温泉という田舎の山の中にいると、ありありと懐かしいふるさとの姿が・・・。

 

 

・・・。

 

 

浮かんでこないな、うん。

 

 

考えてみたら、いま住んでいるところのほうが、よっぽどノスタルジーな世界だもんね。

 

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なんか全力で人生逆走してんな、私。

 

 

 

 

鹿教湯温泉ガイドマップ 完成

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以前告知させていただきました、鹿教湯温泉の観光情報が載った、

鹿教湯温泉ガイドマップ』が完成いたしました!

 

鹿教湯温泉の観光名所やイベント情報をいくつか、あと空いているスペースに一言コメントを載せております。

 

今回はとにかくデザインするものが多く、白黒であったのが唯一の救いですね。

(カラーなら、その3倍以上はかかると思う)

 

ちなみに前回作成させていただきました手描きの『鹿教湯温泉 食べ歩きMAP』の裏面に印刷予定です。

 

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考えてみると、このMAPを作成したのもちょうど1年前。

ここらへんから、イラストの仕事がちょくちょく舞い込んでくるようになりました。

 

どうでしょう? 1年間で少しは技量が上がったでしょうか?

 

 

宮沢 独鈷山麓のひまわり畑

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ノスタルジックな夏の花といえば、やはりひまわりでしょう。

 

自由研究の朝顔も捨てがたいですが、やはり夏を象徴するかのような大きく開いた太陽のような花弁が、ひまわりを夏の花の象徴に押し上げています。

 

多くの映画でも題材にされ、溌剌とした姿であるからこそ、逆に哀愁をさそう存在であるのかもしれません。

 

 

このひまわりですが、鹿教湯温泉から少し行った、独鈷山の麓の宮沢という場所で、

9月の上旬から中旬までの間、一面のひまわりが咲き誇る畑が公開されています!

 

www.jalan.net

 

 

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、ここ宮沢は春に「千本桜まつり」を開催している畑です。

 

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以前このブログでも少し触れさせていただきましたね。

 

blog.atsushihasegawa.com

 

春と夏に、それぞれ大規模な花見イベントができるのが魅力ですね。

おまけに秋には独鈷山も紅葉ですから、実質冬以外の季節はすべて対応してることになります。これはうれしい。

 

 

ところで、ひまわりというと夏の暑さをイメージさせがちですが、

あの極寒の場所で有名なロシアの国花になっています。

 

ひまわりは主に食用として栽培される事が多く、ひまわり油とかひまわりの種とかよく聞きますよね。

ロシアでは世界全体の4分の1ものひまわり油を生産しており、世界的なひまわり大国なのです。

 

そもそもロシアは協会の規律が厳しく、ほとんどの油脂食品が禁止されていました。

しかしひまわり油は禁止のリストから外れており、ロシアでは常食できる食材として利用されていったんですね。

 

あとロシアはカモミールカミツレ)も国花であり、こちらもハーブティーとして親しまれています。

 

日本の国花は「桜」と「菊」ですから、

市民に愛着のある花であっても、食用と観賞用で大きく異なるんですね。

(ちなみに「菊」は国というより「皇家」の象徴ですので、これまた市民の花であるロシアと異なりますね)

 

 

ちなみに花言葉「私はあなただけを見つめる」

 

ちょっと送り主を間違えたら、ストーカーと間違えられそうな言葉ですね。(※1)

 

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※1 ひまわり豆知識

ちなみに、大輪のひまわり(向日葵)の花言葉は「偽りの愛」「にせ金」

中々ショッキングな花言葉ですが、これにもきちんと理由があり、

起源は南米ペルーにあります。

 

ペルーはロシアと同じくひまわりを国花にしている国なのですが、

太陽信仰であるペルーでは太陽に似たひまわりは神聖不可侵な、神さまの花でした。

 

その神様に仕えるペルーの巫女たちは、このひまわりを象った装飾品を作り神事を行っていたのですが、それを心無いスペイン人が盗んでしまったのです。

 

そのため、ひまわりは「偽物」の栄光というイメージが付いてしまったわけです。

 

庶民的な理由のロシアと違い、こちらはやたら仰々しい理由だったんですね。

 

 

 

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