「令和初」の自分 ラーメン一杯へいお待ち。
今年のGWは何かと特別な連休でしたね。
前代未聞の10連休。
天皇陛下の御退位及び、皇太子殿下の御即位。
それに伴う新元号「令和」の始まり。
時代が変わっても人は変わらないといいますが、
地域おこし協力隊の卒業を来月に控え、新たなる仕事場に移る予定の私としては、
このGWは変わろうとするキッカケとして非常に有意義な期間だと思いました。
SNSなどでは「10連休は長すぎる」といった声がちらほらあり、
私自身も最初はそんなに休日を長くしては「連休明けの気持ちの切り替えができるだろうか」とか「休みの日を持て余す」といった、ごく平凡な感想を抱いたものです。
しかし、終わってからだからこそ気づけたことですが、
今回の10連休は単純な10日間のお休みである以上に、
平成として4日間
令和として6日間
で構成されていたのです。
計算されたような休日の配置は、過去のものを整理するにも、新しいものを用意する・試してみるにも適していると言えます。
今までの自分は「平成バージョン」。
これはからは「令和バージョン」と、
パソコンのOSのごとく、連休という形で考え方を更新する時間ができたことは、
私にとって次の時代へ前向きに進んで行こうとする、
変わろうとする第一歩なのです!
これからは色々なことにチャレンジして、平成から変わったことを後悔しない
新しい令和の私でいられるよう頑張りたいと思います!
「ぐえー、長野帰ったら温度差で風邪ひいたンゴ」
第一歩、踏み外した。
平成最後のGW
さて、社会不適合者予備軍の私といえども、
流石に公職についている以上11連休という甘えたことは言っていられません。
現在進行形で鼻水と格闘しながらこの文章を書いていますが、
前述したとおり、今回のGWは非常に有意義な期間でした。
まずは鹿教湯温泉のイベント、
文殊堂の春まつり、
かけゆの春フェスにスタッフとして参加させていただきました。
春フェスでは、自身でボードゲームスペースと中古品の販売も行い、
雨の影響もあってか室内のゲームスペースは常に満席状態。(ありがとうございます)
中古ゲームも程々に売れ、鹿教湯温泉オリジナルゲーム「KAKEYU」もGWの期間中に10個の売上を記録しました!!
また、残念ながら私は見ることができませんでしたが、
書道パフォーマーのAKIRAさんによる、令和の文字の執筆が行われたそうです。
新しい時代への希望が伝わりますね!
平成のGWは毎日が忙しなく進み、宴会に次ぐ宴会に、脳内はアルコールに支配され、
気づけば布団の中で令和を迎えておりました。
令和初のGW
GWの後半は関西に里帰りすることにしました。
里帰りといっても、鹿教湯温泉のほうがよっぽど「里」や「田舎」らしさがあるので、
少々矛盾しているようにも感じますが、まあそこは置いておきましょう。
さすがはGW。
どこにっても長蛇に、混雑に渋滞。
いつもどおりの休日の風景に、本当に新年号に変わったのかと思っていた私ですが、
町中で「令和の初売出し」という広告を見て、実にミーハーながら、
私は本当に時代が切り替わったのという実感を得ました。
今年のGWは、関西に限らず「令和初」という文字を多く目にしたことでしょう。
「令和初の大売り出し」「令和初のキャンペーン」といった同じような文句が、街中を席巻しましたが、
平成から令和に切り替わった以上、何でもかんでもやることは「令和初」になるわけで、まあその広告は平凡なもの。
むしろこの「令和初」という言葉は、消費者自身が
「令和初の買い物は何にしようかな?」
「令和で最初に食べるご飯は何にしょう?」
「令和はスペシャルなイベントで華麗にスタートしたい!」
と「令和初」を利用して自らの行動を勝手にブランド化し、正当化する効果があったようです。
これに気づいたとき、私の中で奇妙な使命感が燃え上がりました。
「今までどおりの帰省ではダメだ。いつもとは違うことに挑戦しよう! 令和だし!」
いかがでしょう?
動機が大雑把なのに対し、やたらアクティブなところが入学したての大学生みたいです。
平成で行ってきたことはいったん帳消しにして、
全員同じスタート地点に立った。
そう思った時、初めて私の中で令和が始まったのです。
今まで行かなかった有名ラーメン店で並んでもいいから食事する、
遊んだことのないイベントにとりあえず参加する、
飲んだことのない酒を注文する、
GW中なのに草むしりしてみたり、
やったことのないイラストの仕事を引き受けてみる。
そんなふうに自分を正当化し始めると、くだらないことでも満足感が得られました。
不思議なものですね。再び二十歳になった思いです。
そうやって自分を焚き付けて、新たなる自分になろうとする。
ラーメン一杯でも幸せ。
それが「令和初」の自分だと思います。
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