第1回 鹿教湯温泉ボードゲーム会
ついに4月。
就活を終え、悠々自適に最後の学生生活を謳歌してきた大学生などにとっては、長い長い日曜日が明けるようなもの。
まあ、残業のない職場という都市伝説も聞くし、優しい面倒見のある上司というUMA(未確認生物)の噂もあるし、有給という特別天然記念物も使えるんだから、そんなに落ち込むことはないって!!(ニッコリ)
……。
ホワイトな企業を見つけるよりも、ツチノコ探しに出たほうがいいかも知んない。
と、新社会人を脅かすのはこれくらいにしておいて、
2018年3月28日(水) 鹿教湯温泉交流センター
第1回 ボードゲーム試遊会を開催いたしました!!
TwitterやらFacebookやら、チラシを持っての古典的なアナログ営業やらで、当初の予定を上回り合計で20名近くの方々に参加いただきました。
正直、ゲームを持っているけどやったことがない、やったことはあるけど勝ったことはない、なんていう筆者ですから、ほとんどゲームのルール説明は参加者の中にいる経験者の方にお願いするぐだぐだ仕様。
「お客様の中にルールを把握の方はいらしゃいませんか~!」とスチュワーデス(フライトアテンダント)のごとく、お願いしまくりでしたとも。
と、まず試遊会の前に、
「そもそも、ボードゲームとはどんなものか?」
「鹿教湯温泉にどう利用できるか?」
という議題のもと、プレゼンをさせていただきました。
ボードゲームについて知っている方にとっては、もはやごく当然のことですが、鹿教湯の人達にボードゲームを定着させるには、
「観光ツールとしての利用価値」と「楽しさ」を知ってもらわないことには始まらないと考えたためです。
よって、あまり得意ではないのですが、若輩ながらプレゼンターをやらせていただき、及ばずながらボードゲームと鹿教湯温泉についての解説を始めたわけです。
当日のプレゼンの内容は下記の資料のとおり。
(一部抜粋)
大まかに要約すると、ボードゲームが
「現状少ない鹿教湯温泉の娯楽になること」
「湯治場、健康の里であるイメージと重なること」
「愛好家の方々の来客が見込める」
といった感じの内容です。
そんな堅苦しい話を、キョドりながら20分程度プレゼンさせていただき、周りの雰囲気が「もう喋るな」「いいからゲームさせろ」みたいな感じになったところでギブアップ!
さっそくボードゲームの試遊会に入りました。
(写真提供:武石地域おこし協力隊)
僕が持ってきていたゲームは合計30点。
一般の人が見ると、めちゃくちゃ多いように感じるのですが、やはり愛好家の方はそれを凌ぐ遥かに多くのゲームを持っているそうです。
まあ年に1000タイトルのゲームが発売されているなんて話も聞きますから、追いつこうなんてのは到底ムリな話でしょう。
参加者の数は20名ほどいらっしゃいましたので、必然といくつかのテーブルに分かれてプレイすることになりました。
上の写真は、「知ったか映画研究家」というゲーム。
『ゲームマーケット』という日本のボードゲーム最大の即売会で買ったもので、市販はされていません。
詳しいルールの解説は致しませんが、
『適当に選ばれた2つの単語をつなぎ合わせ、それをタイトルにした映画を勝手に作り、自由に語る』というゲームです。
つまり、アドリブ力が試されるゲームですね。
こんな感じで、有名なゲームから、見たこともないゲームを幅広く揃えさせえていただき、老若男女、初心者から経験者まで、だれでも好きなゲームを見つけられるような会にしようとしたわけです。
おかげで、各テーブルごとにそれぞれ楽しんでいただける、素晴らしい会にできたと思います。
各ゲームのルール解説を行っていただきました参加者の皆様、本当にありがとうございました。
そして2時間ほどゲーム会を行ったあと、2次会と称して、鹿教湯温泉「わんだ~れ」へなだれ込みました。
居酒屋でゲームをするという、異様な光景。
まあ、ちゃんと許可は取っているし、他のお客さんの迷惑にならないように配慮すればいいだけのこと。
それにお酒を飲むと、普段やっているゲームでも違う面白さ(アダルティ的な意味で)が出てきて、何倍にも面白くなったりするんですよ。
こうやって、幅広い企画を受け入れてくれるのが鹿教湯温泉の一番の強みかもしれません。
最初企画した時は、面白半分みたいな与太話でしたが、実際やってみると鹿教湯温泉でやる大きな意味を孕んできたような気がします。
「自分の趣味を、自分の仕事に落とし込む」というのは聞こえはいいし、お気楽なお話で、とても恵まれているようにも見えますが、だからこそ教える時には妥協できませんし、失敗すると落ち込みます。
「好きこそものの上手なれ」なんていうけど、それは誰か認めてくれる人あってのこと。
就職して最初から好きなことをやれるなんてことは、ほとんどないと思います。
少なくとも僕は、「鹿教湯温泉という場所でボードゲームができる」ということに、
2年間鹿教湯に住んでやっとたどり着いたわけですから。
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