お父さん起きて! 上田市鹿教湯温泉から行くファミリー向け観光地
お盆です。
最近では夏休みとお盆休みは一緒くたにされていて、企業でも13~16日位をお休みにすることが多いですね。
土日と合わせると、GWに匹敵するかなりの大型連休となるわけですが、お盆休みという性質上、きちんとお墓参りのスケジュールは入れたいところ。
子供のころは、なぜか霊園の墓石にバケツに汲んだ水をかけるのが楽しくて、不謹慎極まりない話ですが、夢中で柄杓を振るっていたものです。
そして帰り道はさんざん蚊にやられた手や足を引っかきながら、半べそをかきながら帰宅。
お盆には先祖の霊が帰ってくるらしいですし、
昔の爺ちゃん婆ちゃんが蚊に变化して、無礼な子孫に天誅をくわえたのかもしれません。
今年は残念ながら実家に戻ることはできないのですが、はるか昔の先祖様方々へ、
祈りだけは捧げておきたいと思います。
サマーシーズン
とはいえ、やはり長いお休み。
働くお父さんにとっては貴重なお昼にゴロゴロできる日々であり、子供はそんな父親を鬼畜にも引っ剥がして遊園地に、旅行に、海にと遊びに誘うのです。
お父さんも最初は渋るもんですが、さすがに母親からもどこか遊びに行きたいと言われては重い腰を上げざるをえません。
僕にとって思い出深い家族旅行といえば――といっても記憶が曖昧でほとんど美談に変わっていますが――初めて東京ディズニーランドに行ったときでしょうか。
まだ小学1年生のころです。
ディズニーランドに「カリブの海賊」っていう有名なアトラクションがありますよね。
昔はまだパイレーツ・オブ・カリビアンもなく、いかにも人形チックな奴らがガハハハ、飲めや歌えやみたいなセリフをしゃべるものでしたが、
子供心に怖い半面かっこよさを覚えた気がします。
そのお土産に僕は、小学1年には多少高価な海賊の銃を親に買ってもらいました。
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(上の画像はイメージです)
兄貴は西部劇のエリアでリボルバータイプの拳銃を買ってもらってましたから、子供同士すぐに撃ち合いの遊びが始まります。
といっても、6発のリボルバーに1発限りの海賊銃が勝てる訳ありませんので、僕はやられ役。(弟は光る剣だったので、勇者枠)
そんなウキウキなプレゼントを買ってもらった帰り。
我々家族は飛行機で大阪からやってきたのですが、その持ち物検査で悲劇はおきました。
「銃は危険物だから持ち込みはできません」
ええぇぇ!!
そうです。飛行機はたとえレプリカとはいえ、拳銃の形をしてるものは持ち込めないのです。
そのため、兄貴のリボルバー拳銃も、僕の海賊銃も機内には持ち込めないのです。
とはいえ。
兄貴のリボルバー式拳銃ならまだしも、
僕の海賊銃もダメなのか?
だって、現代の飛行機にハイジャックをしかけるとしても、海賊銃で挑みますかって話。
絶対に偽物って分かるじゃん!
「この飛行機は乗っ取った!!」って言っても、犯人がフリントロック式の拳銃持ってたら、危ない人っていうよりは危ない(残念)な人でしょう。
ありえないじゃんか!!
と、小1の僕にそこまで具体的な抗議ができるはずもありませんが、心の中でそれに近しい思いを抱いたのは確実です。
結果は変わらず、銃は荷物の中に入れられてしまいました。
これが一番思い出に残っている家族旅行でしょうか。
まあ苦い経験も、今となれば楽しい思い出です。
さて、長々と自分の話ばかりしてしまいました。
この貴重なお盆休み。せっかくですから楽しい家族旅行にしたいですよね。
そこで、上田市にだけでなく、松本や美ヶ原、ちょっと足を伸ばせば長野に諏訪に軽井沢に戸隠と、
有名な観光名所への宿泊拠点として、非常に優秀な鹿教湯温泉の出番ってわけです。
もう何回もやってきた情報ではありますが、鹿教湯温泉は上に書かせてもらった観光地のちょうど真ん中にあるんですよね。
なので大型連休などで長期滞在するか、松本から上田までの行程で途中で温泉宿に泊まりたいって方には、非常にオススメな温泉街なわけです。
というわけで、今回はちょっと特別版。
長野県の鹿教湯温泉から行ける範囲のファミリー向けの観光地をちょっとだけご案内しちゃいます!!
(それでいいのか! 丸子の観光担当!!)
長野市 戸隠忍者からくり屋敷
やっぱり長野県を紹介するならば、県庁所在地の長野市は外せません。
善光寺、仲見世通りを始めとした、長野県屈指の観光地であり、新幹線としなの鉄道の双方が止まることもあり、圧倒的な観光客数を誇ります。
長野市自体がかなりの広さで、その中に様々な観光地を持っていますが、
その中で、僕が個人的にオススメなのは、
戸隠 忍者からくり屋敷!!
ここは戸隠神社で有名な戸隠にある、忍者屋敷。
実は民俗館も兼ねており、数々の忍具だけでなく、江戸時代や昭和初期の農具など、
非常に勉強にもなるところ。
もちろんそれだけでは子どもたちは飽きてしまいますから、数々のアスレチックも用意してあり、忍者になる特訓ができるのだ!!
写真は筆者の友達。
簡単そうに見えてけっこう体重移動が難しいんです、これ。
そしてなにより目玉はからくり屋敷。
ネタバレ防止のためか、館内では写真は禁止なので手元に写真はありませんが、
正直大人でも迷います。
てか絶対これ子供だけだと無理だろ、って仕掛けが多すぎ……。
本当にゲームのダンジョンをクリアしているみたいで、めちゃくちゃ童心に帰れます。
他にも、様々なおもしろ施設がいっぱいなので、
忍者好きには一度は行ってもらいたい場所ですね!!
鹿教湯温泉から、車で2時間
蓼科テディベア美術館
白樺湖といえばリゾート地で有名ですが、その中でも特にファミリーにオススメするとしたら、このテディベア美術館でしょう。
僕もテディベアは好きです。ぬいぐるみといえばクマだと思ってしまうくらいに、クマのぬいぐるみは愛らしいですね。
やめとけお前。
それはさておき、世界で最大規模のテディベア専門の施設であることもあり、
世界各地のテディベアをかき集めその数なんと11,000体。
2016年現在の立科町の人が7,000人を凌駕するという数です。
もしもこのぬいぐるみたちが野生に目覚めたら……そんなZ級映画もありそうですね。
この美術館の面白いところは、各国のテディベアごとにテーマを決めて展示しているところ。
ただ置いているだけの美術館とは違い、その世界観に圧倒されること間違いなしです!
鹿教湯温泉から、車で50分
安曇野 大王わさび農場
子供との旅行するならば、ぜひこの旅の中で子供が成長することを願いたいのが親心。
子供は1日刻みでどんどん大人になっています。
そして子供が大人になる瞬間とは、いつでしょうか?
ズバリ言います。
寿司でさび抜きをしなくなるときです。
とは冗談ですが、そんな家族一緒にのんびり歩いて楽しめるのが、安曇野にある大王わさび農場です。
わさびという食べ物は、元々非常に水温が冷たい場所で育てます。
そのため、その農場は当然とっても涼しい過ごしやすいところってことになりますね。
そんな涼やかな農場を公園のように歩けるようにしたのがこの大王わさび農場なのです。
もちろん名前のとおり、場内はわさびを使った食事処に、わさびの歴史の博物館など、周りすべてがわさびづくし。
これにはわさび嫌いな子にも苦笑い。
まあそう言わず、来てみなさいって。
知識を得れば、嫌いなわさびもちょっとは好きになるかもしれないから(笑)
鹿教湯温泉から、車で50分ほど
さて、いかがだったでしょうか?
いささかメジャーな場所すぎましたかね。
まあ、たまには王道を攻めておかないと、鹿教湯温泉の立地の良さが伝わりませんからね。
限られた時間の中で、いろんなところへ行きたい!
でも全部はいけないし、宿泊代も結構かかる……。
そんな皆様!
各観光地の中心に位置する、
鹿教湯温泉を拠点にプランを考えてみてはいかがでしょうか!!
鹿教湯温泉から各観光地へのアクセスはこちらのBlogで。
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