まるほログ

映画やボドゲや地域情報などを気ままに。上田市鹿教湯温泉に住む元地域おこし協力隊のブログです。

「平成最後」をつければ何でもいい 鹿教湯温泉平成最後の節分

 

今日で1月も終わり。

新年早々ボードゲームの制作に当たり1週間ほど徹夜スレスレの生活を送ったり、

新年総会やイベントの参加、氷灯ろうのお手伝いなど、

まだまだ日にちがあると思っていたら、気づけばもう2月です。

 

 

本当に思い込みとは恐ろしいもので、

 

例えば、さっき食べた時は何も感じなかった納豆が、

一週間前に賞味期限が切れていることが発覚した途端お腹が痛くなったり、

 

血液型を知るやいなや、その人の自己中心的な部分だけ目立つように見えたり、

 

レッドブルを飲んだらせなかから翼が生えて空が飛べるようになった気分になったりします。

 

 

はるか昔で言えば、平安時代のことです。

まずは下の画像を見てみましょう。

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これは源氏物語の挿絵で、

若紫という女性を垣間見(合法的な覗き)をする光源氏の図です。

 

美しい色使いで自然や着物に、恋い焦がれる光源氏を描いた、

源氏物語という平安時代版の少女漫画の名場面と言えます。

 

 

ではちょっと意地悪して、いらない情報を加えてみましょう。

 

まず、自分の夢にあなたの好きな人が現れた時、皆さんならどんなふうに考えるでしょうか?

 

普通は「夢に出るくらいその人のことが好きなんだな」

と、自分の秘めた気持ちに気づくのではないかと思います

 

 

しかし平安の貴族たちは、引っ込み思案な現代人と比べて体格だけでなくかなり図太い。

 

 

想い人が自分の夢の中に出てきたら、

 

「俺の夢の中に出てくるほど俺が好きなんだな」

 

という、マイナス方面にポジティブな思考をお持ちだったようです。

 

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そんな前情報を得た状態で、この上の画像を見ると、粘着気質の男が女の人をストーカーしている図にしか見えてくるのだから、あら不思議。

 

これくらいの勘違いポジティブは、引っ込み思案の現代日本人も見習わないといけませんね。

 

 

 

 思い込みといえば、今週の末にも開催される、節分もまた思い込みで間違えそうになるイベントです。

 

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というのも節分は2月3日に行われる、というのが平成の間は常識でした。

 

ですが1985年より以前に生まれた方は知っていると思いますが、

そもそも節分は立春の前日に行われるので、立春の日にちがずれると、自然と節分の日にちもずれるのです。

 

1985年~2020年の間は2月4日に立春ができていたのですが、それ以前と以降では2月3日~2月5日の間で、変わることになるのです。

 

そのため2021年からは節分が2月3日ではなくなるという事が起こるわけです。

 

平成生まれの私は、節分といえばずっと2月3日でしたから、結構奇妙な気持ちです。

 

こんな感覚でクリスマスやバレンタインが揺れ動いたら、

日にちを勘違いしいた人が、大いに混乱するでしょう。

 

節分というイベントがよりキャッチーなイベントだったら、もっと騒がれていたんでしょうが、

残念ながら、若者たちは変な服を着てとりあえず暴れることが出来るカタカナのイベントのほうがいいのです。

 

 

 

さて、鹿教湯温泉は今年も変わらず2月3日(日)文殊堂にて、節分が開催されます。

 

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文殊堂に集まる精鋭たち。

 

文殊堂の節分は、文殊堂の社内から役員の方々がお客さんに向かって投げるというもの。

もちろん豆は地面に落ちるとばっちいので、ビニールに入った知恵の団子です。

 

 

少し観光とは違いますが、地元の行事に参加するのも貴重な経験でしょう。

 

 

 

へんてこでしたが思い込みという内容

いかがだったでしょう?

 

せなかから翼が生えて~というのは

いささか無理くりすぎました(反省)

 

さて、せっかくの題材なので、今回は

いがいなオチを用意してみました。

 

ご愛読ありがとうございます。

 

 

 

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