まるほログ

映画やボドゲや地域情報などを気ままに。上田市鹿教湯温泉に住む元地域おこし協力隊のブログです。

母の日のギフトと「おかあさん」と「おかん」の違い

 

「おかあさん」と「おかん」では言葉の威力が異なる。

そう思うのは僕だけだろうか?

 

「おかあさん」という言い方は、実に愛情が感じられる。

食事を作ってもらったり、悩みにのってもらったり、覚えてはいないが生んでくれたことへの感謝の気持ちすら湧いてくる。

母という言葉に相手を尊重する「お」「さん」をつけるのだから、その愛情表現は絶大だ。

もはや文字だけで、今まで育ててもらった恩に対する敬意を表していると言えよう。

 

 

それに対して「おかん」のバラエティ向けな音感は、実に家庭的でユニークである。

主に関西人が好んで利用するこの表現は、わずか三文字ながら、母が自分に親しい存在であることを印象づける。

相手の会話中に「おかん」という言葉が出るだけで、家庭で起こった「おかん」との愉快なエピソードを期待してしまう。

たまには侮辱に近い用途で使用されることもあるが「おかあさん」とは別のベクトルで母親への愛を感じさせる。

 

ちなみにだいたいの関東の人が思い描く関西人のテンプレート「大阪人」「京都人」は、正確な方言だと「おかあはん」と母親を呼ばねばならないらしい。

時代劇なんかでも、商人の娘がこんな言い方をしているのを一度は聞いたことがあるだろう。

しかし、老舗の旅館や店舗ならともかく、普段母親を「おかん」扱いしている子供から、急に「おかあはん」なんて呼ばれたら、母親側としては露骨な嫌味か"おねだり”か、ついに息子の頭がおかしくなったかと思われるだけだろう。

 

また、他にも「ママ」「おっかさん」「おかあちゃん」「おふくろ」「母君」「暴君」など、多くの魅力的な母親が存在するが、こと『笑い』という一点においては「おかん」が一枚上手なような気がする。

 

しかしなにも「おかん」は笑いにだけ使われる存在ではない。「おかん」には計り知れない哀愁を孕んでいる。

 

例えば母親に感謝を述べたい時。

先程も言ったように、「おかあさん」は実に丁寧で母親を敬った表現だ。もうこれだけで感謝の意を述べているといっても過言ではない。

それにくらべ「おかん」は明らかに品性において「おかあさん」や「ママ」に遅れをとっている。

ではその両者をとって母親に感謝を述べてみよう。

 

「おかあさんいつもありがとうね」

「おかんいつもありがとうな」

 

 

どうだろう? 

どこか「おかん」の方が、普段ぶっきらぼうな息子の素直な気持ちを感じられないだろうか? 

もちろん「おかあさん」の子供の純朴が感じられるのも悪くはないが、言葉の力としてはやはり「おかん」の存在に目が奪われる。

 

けっして母親の表現に優劣があるわけでなく、子供が素直な気持ちを伝える時に、どの「母親」がよいかチョイスする。それが重要なわけである。

 

 

こんな論説を曰う僕は、いったい母親を普段どんな風に呼んでいるのかというと、

 

 

 

 

 

 

昨日眠れなかったので、暇つぶしにここまで書いてやめました。

母の日前だからってなんてもの書いてるんだ俺は。

 

すみません。いきなり丸子の観光振興からの脱線どころか線路を無視した脱走でした。

このBlogは間違いなく『丸子ぽろり』でございます。

ここからは通常どおりの営業を行っていきたいと思います。

 

 

 

とはいえこの週末、5月13日(日)は母の日です。

 

GWが終わって放心しているとはいえ、この記念日は毎年きちんと祝われ、親孝行な子供たちの微笑ましいイベントになっています。

けっして女王アリへの貢物ではありません。

 

 

 母の日といえば、カーネーション

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花屋はもちろん、各スーパーでも赤、白、オレンジの様々な色が並びます。

 

ちなみもともと日本の母の日は、アメリカで亡き母に「白いカーネーション」を贈ったことが始まりとされています。

そのため本来ならば、白いカーネーションを贈る記念日になるはずでしたが、まあそこは花屋の在庫事情も考えて。

 

 

ちなみに花というものは贈る色によって、さまざまな意味があります。

いわゆる花言葉ってやつですね。

 

 

カーネンションに関して言えば、

 

起源である『白』「尊敬」「私の愛情は生きている」

 

定番の『赤』は「母への愛」「純粋な愛」

 

赤は赤でも『深い赤色』は「私の心に哀しみ」という意味になってしまいます。

 

他にも『ピンク』は「気品」「美しい仕草」、『オレンジ』は「情熱的な愛」、『青』は「永遠の幸福」など、

色は自分の気持ちを代弁する役割を持ちます。

 

 普段隠している思いを花で伝えるというのは、母の日に限らず、中々ロマンチックでかっこいいものでしょう。

 

ちなみに僕は昔、黄色を母親に贈ったことがあります。

(贈った理由は「綺麗だったから」ですが、花言葉を調べるととんでもない意味がこめられていました)

 

 

そんなカーネーションですが、残念ながら丸子、ひいては上田市においても別に名産というわけでありません。

 

そんなわけで、なにか別のものを用意したいところ。

なにか良い土産の品はあったかしら…?

 

 

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田舎の母ちゃんの仕送りか!!

 

と、まあウチの場合は兵庫県のそこそこな都会から長野に亡命してきたクチなので、なんだか立場が逆転しているような感じですが、

日待ちして、尚且あっても困らない、長野特有のものと考えるならば、母の日のギフトとしては、お米やお味噌はわりと有力な選択肢に入ります。

 

花より団子とはよく言ったものです。

 

 

 その土地ならではの食べ物を仕入れるならば、丸子にある道の駅、

「あさつゆ」がオススメです。

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何度か紹介していますが、あさつゆは農作物の直売所です。

また、それ以外に上田や近隣のお土産、加工品も販売しており、丸子で一番有名なお味噌である大桂商店のお味噌も扱っています。(上写真の味噌)

 

 

ちなみに、食べ物以外に野菜や花の苗も売っています。

長い目で考えて、毎年カーネションを収穫し、ノーコストな母の日を目指すのもありかも知れません。

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ただしお酒は扱っていないので、お酒は近隣の酒屋やスーパーを利用しましょう。

鹿教湯温泉ならば、『サカエヤ』というお店がお酒の種類も豊富で便利です。

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しかし長野在中の方や、米俵を母の日のギフトにはちょっとという方もいらっしゃるかと思います。

たしかに、日頃の感謝に米俵や野菜がズラリと並ぶさまは、母の日というより笠地蔵のラストシーンのほうがしっくりきそうです。

 

そんな方に朗報!!

 

あさつゆからさほど遠くない位置に、母の日にぴったりなお店があるのです!

 

その名も、『和洋菓子 さわむら』!!

 

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あさつゆから徒歩10分程度の場所であり、丸子の地域自治センター(役所)の前に構えるオシャレなお菓子屋さん。

和洋菓子というように、和菓子と洋菓子をそれぞれ扱い、

さらには「和の素材で洋菓子をつくる」または「洋の素材で和菓子をつくる」という、バラエティ豊かな品揃え。

 

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SAWAMURA | 店舗詳細 | 上田市 | スイーツ | Delicious×Komachi

 

うーむ、デリシャス。入ったら最後、なんでもいいから買いたくなる欲求が抑えられません。

母の日のために、ホールケーキにメッセージを入れてもらうことも可能なので、近隣の方は誕生日やクリスマスにも利用しているそうだ。

 

また、和菓子や丸子オリジナルのお土産も販売しているので、観光客にも是非足を運んでいただきたい場所である。

 

特にオススメなのが、チーズスティック「奏龍ふろまーじゅ」

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こちらは、第27回全国菓子大博覧会にて、厚生労働大臣賞を受賞した商品!

先程あがった大桂商店のお味噌を使い、チーズと合体させた商品で、味は濃厚にして香り高い。

まさに和洋折衷といったところでしょうか。クッキー生地が、チーズのクリーミーさと重なって品の良い味に仕上がっております。

 

おっと、和洋折衷といえば忘れてはいけない、鹿教湯の名物。

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お米のお兄さんプロジェクトプロデュース、『甘酒アイス』も置かれています!!

 

 これだけでも、観光客の方が立ち寄る意義がありますね!

鹿教湯温泉でお土産を買い忘れても、「あさつゆ」と「さわむら」に立ち寄れば、大抵の物は揃うのです!

 

 

 

母への感謝とは、大人になってみて、離れてみて、始めて気づきはじめるものだと思います。

 

とはいえ親孝行は、母の日や記念日限定にせず、なるべくいつもやってあげるもの。

 

たまに帰って顔を見せ、皿洗いを手伝ったり、食事をつくったり、掃除したり。

 

別に贈り物がなくても、普段から「ありがとう」という気持ちを忘れずに生活することが大切です。

 

 

 

だから、おかん。

 

今月ピンチだから勘弁してくれ。

 

 

 

 

 

 

今週のお題「おかあさん」

 

 

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