まるほログ

映画やボドゲや地域情報などを気ままに。上田市鹿教湯温泉に住む元地域おこし協力隊のブログです。

アラサー男子が選ぶ 夏休みに見たいアニメ映画5選!!

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皆さん、夏休みっすね。

 

 

学生の皆さんには、待望の一ヶ月間です。

 

 

今から、友達や家族とどこに行こうか、ワクワクしながら話し合っているのではないでしょうか?

 

私なんかは、

7月から新生活が始まりましたし、いろいろと夏はイベント続きで、

早くも夏バテ気味。

 

お盆に実家に帰れるかどうかも疑問なところです。

 

 

夏はいいですねー。

 

青空に入道雲

 

元気に咲く向日葵や、お祭りに打ち上げ花火。

 

友達と海に、家族と旅行に。

 

 

夏に遊んだ記憶は、秋になるにつれて思い出になっていき、

ノスタルジックな気持ちになります。

 

 

 

実は私は中学・高校の頃、正直夏休みは嫌いでした。

 

 

というのも私は学生の頃部活動で

「剣道部」に所属していたのです。

 

ただでさえクソ暑い剣道の防具を着て、真夏の風通しの悪い体育館で体を動かす様は、

見ているだけでも暑苦しいことこの上ありません。

 

 

結構厳しい部活で、休みも殆どありませんでしたし、

 

そもそも私は遊びが下手なたちで、外に出て時間を潰すよりは、

 

どちらかといえばクーラーの効いた家で過ごすことが多かった気がします。

 

 

そんな悲しい私の青春をなぞれとは言いませんが、

 

今回は、折角はてなブログから

「わたしの夏休み」という素敵な企画を頂いているので、

 

子供の頃の記憶に戻り、

 

夏休みに見たくなるアニメ映画を選んじゃいましょう!!

 

 

夏休みに見たくなるアニメ映画5選

※「夏休みに見たくなる映画」であって「夏」が舞台の映画とは限りません。

 また筆者は別に映画評論家とかじゃないです。あくまで個人的な選出です。

 

 

機動警察パトレイバー the Movief:id:marukochikiokoshi:20190726230856j:plain

 

 

公開:1989年

監督:押井守

 

TVアニメ「機動警察パトレイバー」の劇場版という本作。

しかしアニメ版を見ていなくても全然楽しめます。

 

レイバーというロボットが存在する世界で、レイバー犯罪を取り締まる警察、

「特車二課」イングラムパトレイバー)」というロボットを駆使して悪と戦う。

 

設定は簡単に言えばこんな感じです。

 

この映画を夏に見たくなる理由は、なんといってもノスタルジックさ

 

私は夏というものは、どこか哀愁を感じさせる時期だと思うんですよね。

どれだけ友達と遊んでも、家族といてもいつかは失ってしまう悲しさ。

田舎の山や川に思い出を馳せ、トンボとりに夢中になったあの頃を思い出す。

 

それが夏だと思うんです。

 

この作品は30年ほど前に制作された作品で、

ブラウン管テレビ、ボロっちい長屋、タンクトップにトランクスパンツのおっさんなど、

どうしても今のアニメーションに比べれば古臭さがあるかもしれません。

 

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出典:https://www.youtube.com/watch?v=q6ayVZR3DE4

 

しかし、丁寧に作り込まれたアニメーションと、テンポの良い戦闘、

キャラクターの動き、表情、やり取り、

時代を感じさせる古屋街と巨大ロボットアクション。

 

単純に一つのアニメ映画として見ても抜きん出いて、今でも十分通用する面白さです。

 

私たちが昔経験した「夏」の姿をありありと描いている、この映画は

30~40代くらいに人にはピンポイントで刺さるんじゃないでしょうか。

 

機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

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サマーウォーズ

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公開:2009年

監督:細田守

 

 

以前のブログでも紹介しました、サマーウォーズです。

まあ夏映画ならば外せない一品でしょう。

 

夏休み、気になる先輩と一緒に旅行、とは初っ端から青春まっさり。

 

夏はやっぱりこうじゃなくちゃネ!!

 

 

また、夏というのは見る側の気持ちも滾るもの。

困難が大きければ大きほど燃えるのです。

 

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 出典:https://www.youtube.com/watch?v=DbIrbPvnp6s

 

相手が世界に核を落とす最悪AIであっても、

「夏」の少年少女の健全な絆からすれば死亡フラグしかありません。

 

こんなことを言ってはお終いですが、

夏には「哀愁」はあっても「鬱」は似合いません。

 

特に少年少女の恋の間には。

 

「夏」映画にバッドエンドが殆どないのはそんな「夏」の爽やかさと、

配給会社の配慮です。

 

 

詳しくは下のブログで紹介してます↓

www.maruholog.com

 

サマーウォーズ

サマーウォーズ

 

 

茄子 アンダルシアの夏

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公開:2003年

監督: 高坂希太郎

 

自転車のロードレースを題材にした作品です。

 

おすすめを単刀直入に言いますが、

最高に熱いです。

 

主人公は自分の所属するチームから解雇されるギリギリの自転車乗りペペ。

 

舞台はスペイン。

 

レースという勝負事の時点で、様々な駆け引きが予想されますが、

この映画ではそれとは別にペペの兄の結婚式が並行して進んでいきます。

 

なんとその結婚の相手はペペのかつての恋人。しかもレースはペペの地元で開催されています。

 

当然様々な葛藤を持ちながら自転車を漕ぐわけです。

暑いスペインの日差しを浴びて。

 

 

 

 

この映画は47分間とかなり短めですが、その中に主人公の葛藤とレースを組み合わせ、

自転車が進むにつれて時間が経っていくので、非常にテンポが良いです。

 

しかもそのフラストレーションを振り切るように、響くアップテンポのBGM、

突如始まるゴール前のラストスパート!

 

そしてレースが終われば、静かなスペインの夜で冷たさを感じる空気感。

 

「熱さ」と「哀愁」が実にまとまっています。

 

 

時間的にも見やすく、文句なしにおすすめできる一本です。

 

ドラゴンボール超 ブロリー

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公開:2018年

監督:長峯達也

 

夏はアクションが見たくなる。

 

しかも、洗練された美しい剣戟や舞闘ではなく、

大味大胆大雑把な

爆発光線暴力を求める。

 

だからこそ、「夏」はドラゴンボールをおすすめしたい。

 

ドラゴンボールについては今さら説明するまでもない、国民的的アニメの一つですが、

この映画はそんなドラゴンボールの最新作劇場版です。

 

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ストーリーは単純明快。

 

最強のサイヤ人ブロリーが地球に来る。

暴れる。

めっちゃ強い。

以上。

 

ほんとこんな感じ。

難しいこと一個もない。とにかくキャラクターたちが生き生きと戦い、変身しする、

ザ・少年向けアニメ映画。

 

ニコニコ動画を見ていた人なら、ブロリーと聞くと、

 

「趣味は読書とスポーツだ」

「親父ぃ…」

「逃げるんだぁ勝てるわけがない」

 

とコメントを量産し始めるでしょうが、

 

今回はコメディ描写は多くても、かなり真面目なトーンのドラゴンボールです。

 

 

そんな大味なストーリーの映画なのですが、とにかく戦闘シーンの見せ方が上手い。

 

ブロリーに対して、悟空、ベジータの二人が戦うわけですが、

ブロリーは最初は弱く、戦いながら強くなっていくという能力のせいで、

戦闘シーンはドンドン盛り上がって、最後まで上がりっぱなしなんですよね。

 

普通これだけ長い戦闘シーンを描くと、どこかでダレたりするんですが、

この映画はドラゴンボール特有の、サイヤ人の変身を多用することで、

盛り上がりを次のシーンへつなげています。

 

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ちなみに、このブロリーは以前も映画に出たことがあるのですが、

その時も尋常じゃないほどの強さで、悟空達を苦しめました。

 

 

私はもともとこのブロリーというキャラが大好きで、

「とんでもない悪役」「どうしようもない敵」といったイメージだったのですが、

今回はそんなブロリーとは違った、新しいブロリーを見ることができます。

 

 

ドラゴンボールを多少知っている前提にはなりますが、

クーラーで涼みながら、コーラとポップコーンをお供にするには最高級の一品です。

 

ドラゴンボール超 ブロリー
 

 

プリンス&プリンセス

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公開:2004年

監督:ミッシェル・オスロ

 

最後の最後で海外の映画です。

 

短編の6つの作品が収録されているいわゆるオムニバス形式で、

全編上のような影絵で繰り広げられます。

 

「影絵」と聞くとどうしてもブレーキが掛かってしまいがちですが、

 

一度見始めると、千夜一夜物語のシェヘラザードの物語の如く、

 

次の作品もみたい! となること請け合いです。

 

 

ストーリーはどれも全てひねって作られていて、非常に面白いし、

キャラクターが影絵なのにものすごく感情が豊かで、全然陰鬱な感じがしない。

 

おまけに背景との色合いも重なって、非常に美しく見やすいんです。

 

物語は、SFもあれば昔話もあったりと、こちらを飽きさせませんしね。

 

 

こういった作品は、ダラダラと部屋で過ごすとき、短編なので軽い感覚で見ることができるし、

物語が6つもあるので、子供にも見せやすいかと思います。

 

宿題の感想文を書くときには、すごく簡単に書けるんじゃないかな(笑)

 

プリンス & プリンセス [DVD]

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これと同じ系列の、「夜のとばりの物語」もおすすめです。

 

 

さて私の好きな映画で「夏」というテーマで5本に絞らせていただきました。

 

あくまで私個人の選出ですので、この映画入ってねじゃねえか!

 

という意見もあるかと思います。

 

実際私も、「あの花」とか「君の名は」とか、いろいろ悩みました。

君の名は。

君の名は。

 

 

まあしかし、皆んなが挙げている映画を出してもつまんないし、

 

ここは個人のセンスを優先させることにしました。

 

 

 

皆さんいかがだったでしょうか?

 

夏の暑い休日は、クーラーを効かせた部屋で、ごろごろしながら映画三昧、

というのも一つの青春なんじゃないかと思います。

 

さあみんな、GEOへ急げ!

 

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今週のお題「夏休み」